強犬堂

スタジオストロングドック・加藤慎隊長の頑固な小言

続くよ撮影

2006年05月18日 | サバゲー
先だっての月曜日、我が師匠たるMMKさんのトコに無理を言って押しかけ、キャメラを回してきた。
MMKさんは喜屋でバイトをしてる頃にレインを介してお知り合いになることが出来た、荻窪のフィクサーの1人である。

その時の様子を話せば、
ある仕事が終わった夏の晩にいきなりレインに呼びつけられた俺。
荻窪まで当時の愛馬プリメーラを駆って戻ったのが10:00ごろ。
説明もろくすっぽ聞かないままに軍服に着替えさせられ、
何をするのかと問えば「若手の自衛官の役だから」
なんのコッチャ。
よくよく聞いてみれば、自主映画を撮影しているとのこと。
その1シーンに自衛官役で登場せよ、という話なのだ。
で、たいして長くないセリフ
「ここは危険です。すぐに避難してください」
を画面フチから進入してしゃべることに。
この荻窪で何が危険なのかサッパリ分からないまま、撮影は進行。
このやたらと端役なシーンを撮るのに必要になった時間はおよそ一時間。
で、使われた時間はおよそ5秒あるかないか?

その時は自分が何をやっとるのかサッパリ分からなかったが、
それからおよそ半年たって秋か冬かって頃に、
「あのときの映画できたから」
と渡されたのが一枚のDVD。
これが凄かった。パッケージ有り、パッケージには注意書きやバーコードがあり、ライナーノートが有り、サントラCDがあり、盤面は東宝のDVDシリーズに準じておるこだわり。
さらに見てみれば、オープニングの東宝のロゴから始まる、こだわりの数々。
今もって隠された全てのネタを理解しきれてない気がする。
「これはスゴイ」
と本気で思ってたら、
「俺にも作れねえかな」
という気に変化し、
なんとか自主DVDの道を模索し始めることとなった。

元来寄せ集めのウチのサバゲチームを強く結びつけるものはこのDVDであり、
これがあるからこそ、懲りずに集まるし、
俺がうるさく言う「軍装の充実」にも反論せんのだ。

それから五年の歳月が流れ、
ここ二年でぐらいでやっとこ師匠の目に見せうる自信のある作品を用意することが出来るようになり、
今回はその師匠にも登場願った。
役どころは「辣腕だがひねた諜報部員」
なんじゃそりゃ。

でも、見事にこなしていただきました。サイッコーです。
チームの目が有り、嫁の目が有り、師匠の目があるからこそ、
半端ながらも全力で撮影と編集をするのです。
アリガトウございます。

さて今日も編集に戻ります。

そしてしばらくは撮影の旅が続きます。
6月第一月曜晩は荻窪でオープニングの撮影。
7月第一月曜日は横須賀までロケハン。
お暇な人はご助勢ねがいます。


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2 コメント

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Unknown (荻窪東宝)
2006-05-19 00:56:32
あの時はそんな感じでしたっけ。

せっかくしゃべってもらったセリフも吹き替えられたんですよね。すみません。

今思えばもっとカメラ位置を変えてアップを撮ったりすればよかったと思ってます。

制作中の作品で、また何か手伝えることがあったらぜひやらせてください。
Unknown (営業マン)
2006-05-19 22:59:24
コメントサンキュー!



相も変わらずの「切れ味!」

拝見しました(笑)



すごい仕事ぶりだね。