絵本の部屋

鈴木まもる「鳥の巣研究所」別館

「ちいさい いすの はなし」

2006年10月31日 | その他の本
「ちいさい いすの はなし」
竹下文子・文 鈴木まもる・絵
ハッピーオウル社 32p ¥1280+税
2006年11月

ちいさいいすは、おとこのことなかよしでした。
おやつをたべるときもいっしょ、えほんをみるときもいっしょ。
たのしいときはいっしょにわらい、
しかられたときはなぐさめてあげて。

でも、あるひ、おとこのこは いったのです。
「おかあさん、このいす、いらないよ。もうすわれないもん」
 (カバーそでより)



いすに なるまえ、ぼくは ざいもくでした。
もっと もっと まえは、やまに たっている
いっぽんの きでした。
(p.2~3)




ぼくたちは すぐに なかよしに なりました。
おやつを たべるときも いっしょでした。
えほんを みるときも いっしょでした。
(p.8~9)



かたん ことん かたん ことん
ぼくは どんどん あるきました。
(p.18~19)




つめたい かぜが ふいてきます。
だれか きて ぼくに すわって。
(p.20~21)



裏表紙
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