私の天命、何処で知る?

あっという間に不惑も終えて。
さて、天命と言われましても何のこっちゃ。
まあ日々幸せなんでいいんですけど。

しまった!ふしぎ発見がルートヴィッヒⅡ世だった…

2008-07-20 00:46:31 | 日記
私がドイツ好きになるきっかけになった、というか、
城マニアになるきっかけになったのが、彼の造った
『ノイシュバンシュタイン城』でした。

小学生に時に、おもちゃ屋さんで見掛けたジグソーパズルです。
そのパズルのタイトルは『バイエルンの古城』。
当時地理に疎かった私はそれがどこだかさっぱりわかりませんでした。
国名でもないし、地名でもなかったので地図帳で調べられなかったのです
(バイエルンは州名なので索引とかで調べられなかったのですね)。
そんな時、新聞の夕刊に旅行会社のツアー案内が載っており
白黒写真ながら、あの美しいお城が!
そこで初めて、西ドイツ(当時ね…)のバイエルン州にある
ノイシュバンシュタイン城だということが確認されたのです。

ツアー案内を読むと「若くして謎の死をとげたバイエルン王、ルードヴィッヒ二世の建てた
おとぎの世界から抜け出したような城」などと書かれておりますます興味津々。
少ない小遣いをはたいてジグソーパズルを購入し、夢中でやりました
(パズルも嫌いじゃない人間でしたのでね)。

ちょうどそのころ、テレビで『ルパン三世カリオストロの城』が放送され
「あの城、ちょっとノイシュバンシュタインの匂いがする…」とか思ったり
姉が所属していた吹奏楽部の顧問がワーグナーオタクで、
「あの城造った王様ってワーグナーのパトロンだったんだって~」とかの
情報を仕入れてもらったり。

って感じで、「生きてるうちに絶対みたい建物ベスト3」に子供のころから
ランクインしていた城だったのでした。

実際見れたのは27歳とかになってたかな…。
最初の仕事を辞めた時にようやく実現(それがしたくて辞めたような…)。
それも「ルードヴィッヒⅡ世の建てた城を巡る旅」ということで
3つの城全部に行けるというツアーでね。

ツアーは日本語解説付きでいいのですが、やはりゆっくりは観ていられないので
その後、全部の城を別の機会に個人で行きなおしてもいるんですがね(苦笑)。
それぐらいのマニアです。

大学時代の卒論テーマも『天下人のインテリア空間における象徴性について』とかなんとかいって
東西の城における空間のなんちゃらについて書きましたがそれも趣味みたいなもので(笑)。
ただノイシュバンシュタイン城は、近代建築で様式美やインテリア空間性に関しては
全く無視されて造られていたので、テーマ対象からは外されましたが。


長くなりましたが、そんな思い入れのある城がメインだった「世界・ふしぎ発見」を見そびれ
大変ショックだ、ということが言いたかっただけなんですけどね。
今日は飲み会で、朝も新聞チェックとかしなかったしな。

でも以前も取り上げられたんだよな~。
城だけじゃなくて「メルヘン」がテーマだったか?

あの番組も、秋で終了とか?残念ですね。
ガリンペーロで賭けてた頃から、好きで見てましたけど。
後番も似たような感じだったら良いんだけどな。
苦手なバラエティ系が多くて、最近めっきりTVをつけなくなったし。

なじみが無くなってしまうのはさみしいですね。

そして、こんなこと書いてると、またドイツに行きたくなるのです…

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