私の天命、何処で知る?

あっという間に不惑も終えて。
さて、天命と言われましても何のこっちゃ。
まあ日々幸せなんでいいんですけど。

横浜ベイサイドバレエ観てきた~♪

2018-08-04 23:20:56 | バレエ 舞台
Dance Dance Dance@YOKOHAMA2018 って
もうかなり前から通勤路にさんざん宣伝出ていて
上野水香さんが出て演目が『ドン・キホーテ』やら『ボレロ』やらってきたら
そりゃ行くしかないでしょう、と。

チケットは会社の福利厚生でお安く手に入りましたので
(つうか、もともと超安値のチケットですが)
席に期待はしていなかったのですが、意外にも良い席でした。
ただ隣のおじさんのコロンが臭くて辛かったけど(屋外なのに)。

18時45分開演だったので、30分過ぎに席に着きました。
屋外での芸術鑑賞はベルリンのヴァルトビューネ以来か…?
どんなもんなんだろうと思っておりましたが、
席についてまず心配になったのが、「蚊は大丈夫か…?」。
思いつきもしなかったんですけど、芝の上に椅子並べてるんだし、
嫌な予感したんですよね。
ですが結局大丈夫でした。良かった。
痒い足が気になって集中できないとか最悪だ…。
暑すぎたから?でも夕方だから蚊が出ない程の暑さじゃなかったけど、
まあよかったです。
一応合羽も持ってきてたけど必要なさそうで。

始まるころには大分日も暮れてきました。
舞台背後にはベイブリッジ。
でもベイブリッジって、ちょっとライトアップが微妙なんだよなぁ。
レインボーブリッジくらい派手にライトアップしたらもう少しわかりやすいのに。
「あそこでぼうっと浮かび上がってるの、もしかしてベイブリッジ?」って感じじゃないですか?
横浜知らない人は気づかないんじゃないかっていう…。

まあ、そんなことはおいといて、本編です。
最初はパーカッション生演奏との『タムタム』。

東京バレエ団、って初めて拝見するんですけど佐々木忠次さん関連の御本を
何冊かは拝読しておりまして、なのでコンテンポラリーがやはりお強いのかな、と
勝手に思っておりましたものですから、これはさすがと。
そもそもコンテンポラリーを語れるほどのうんちくを持ってるわけでもないので
あまり深くは触れられないのですが。
初っ端登場の宮川さん、さすが空間を全部もってきますな。

『ドン・キホーテ』は勝手にパドドゥだけだと思ってて、
始まったら華やかにたくさん登場してくれて楽しかった。
いきなり3幕だから、ってのもあるのかもしれませんが
全体的におとなしい印象…?
それまでのすったもんだがあっての3幕だから、
其れ抜きにいきなり大団円シーンってのに私がついていけなかったのか?
でもってなんだろう、すごくお上品というか?
闘牛士さんたちのお衣裳がターコイズ。
夏だから…?ってことはないか。爽やかに見えました。
そしてあんなに気品あるエスパーダ、初めて観た。
美しかったな。お衣裳も白で闘牛士っていうより王子っぽかった。
海外のかたでしたかね?
そしてキトリ&バジルも登場。
こちらは定番の赤いお衣裳。
川島さん、お美しい。
まあでも最後はやはりテンションあがります。
舞台上、たくさんの人で華やかで。
すっかり暮れた屋外の雰囲気もまたよい。

そして『ボレロ』。
メロディが女性だと周囲の男性がまた一段と艶めかしく見える印象。
でも上野メロディがすべてを牛耳ってる感、半端なく。
あくまで孤高の存在ですね、メロディーは。
町田くんのボレロもそうでしたが、
この15分間のボレロもやはり、只管固唾をのんで見守る、みたいになっちゃいますね。
そして終わったとき「うおぉぉっ…」ってなる。

これも屋外、いいですね。
そういや『愛と哀しみのボレロ』もあれ屋外だったもんな。
あれが初見だからそんなイメ―ジあるのかな。

いやぁ、素晴らしかった。
空気も心地よくなってきて、風もいくらか吹いて。

本当に雨降らなくて良かった~。
合羽も持参で行ってましたが、使わないに越したことはない。

ダンサーさんたちは屋外公演、どうなんだろう。
楽しんで踊っていただけたかしら。
なかなか過酷な環境だと思うけど(もう少しいい季節にやったげたらいいのにね)。

いい気分でスタジアムの脇を通り、ハマスタビヤガーデンで野球の途中経過を
チェックすると、やはり負けてる~~~~っ。

ということで、そこでビール飲みながらタコス、という予定はなしにして(あったのか?)
大戸屋で定食食べながらミニビールで1人打ち上げしてきました。

野球は負けたけど(そもそも勝率五割きってるんだから、そうそう勝てるなんて
図々しいこと思っちゃいけない)、素敵な夜でした~。

また町田ボレロもおさらいしよう~。


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