Wショック！！

近頃は暑すぎて体調を崩し気味です。そんな中、一週間で二回も寒気のするニュースがありました。それは名馬ベガとラインクラフトの死亡というものでした。

ベガと言えば９３年の桜花賞・オークスを勝った二冠牝馬で、繁殖牝馬としてもダービー馬アドマイヤベガ・Ｇ２馬アドマイヤボス・芝・ダートそれぞれＧ１を勝ったアドマイヤドン等を産んだ正に名馬中の名馬です。「名牝は名繁殖牝馬になれない」と言われている時期もありましたがベガはそれを打ち破ったので本当に凄いです。（エアグルーヴ・アイリッシュダンスも成功しているのでトニービンが母父として優れていると言う考え方も出来ますが）

そしてベガ死去のショックからわずか数日でラインクラフトの悲報が・・・。昨年の桜花賞・ＮＨＫマイルカップを勝ち、今年も活躍していて現役では間違いなくトップレベルのマイラーだと思ってました。そんな強い馬が心不全で死ぬなんて信じられません。３歳時にＧ１を２勝、そして心不全で死ぬなんてまるでテスコガビーみたいです。子供を見る事が出来ないのがとても残念です。これで短距離・マイル路線は混戦になるでしょうね。僕の部屋に飾ってある競馬のカレンダーの８月は丁度ラインクラフトでした。ますます悲しいです。

ベガは父トニービン・息子アドマイヤベガの元へ、ラインクラフトも父エンドスウィープ・母父サンデーサイレンスの元へ旅立って逝きました。ウイニングポスト７で長生きしている二頭を見ると少し切ないです。（ちなみにナリタブライアンも健在です）

この秋、メイショウサムソンの三冠なるかどうかが話題になるでしょうがキャプテンベガにもゼヒ奮起してほしいですね。