nemurischlafです。
先日、田中芳樹先生の創竜伝、14巻15巻の2冊を読みました。
この小説は四海竜王たちの生まれ変わりの4兄弟が主人公の伝奇アクション小説です。
4兄弟の平穏な日常が、何者かに末っ子を誘拐されかけたことを始めとして壊されていきます。
(概要をお知りになりたい方はググっていただければと思います)
13巻から10年以上経っての発刊だったので読むのが楽しみでしたが、読み終わってみると主人公たちの科白の印象が少しずれているようで、違和感が拭えないまま最後までいってしまいました。
結末も「そうきたか」と思う流れになっていて、田中先生ならもう少しアッと思うような結末になるのでは?と、期待が大きかった分残念な気分で終わりました。
ただこれで、長年待っていたものが一つ片付いたので、ほっとしているのも本音です。
未完で終わる小説もないとは言えないですからね。