文楽＠茅ヶ崎

新聞の地方版に文楽巡業の記事を見つけたのは昨年末のこと。
母と一緒に昼の部を１０６列（前から６列目）３０番の『床』に近い席でした。

最初に技芸員さんから簡単な粗筋と見所のお話しがありました。
一階席３／４がほぼ満席で、地元でも文楽の関心が高いことに驚きました。
おばあちゃまに連れられた小学生の男の子や、学生さんもたくさんいました。
多分・・・初めて文楽を見た人も多かったのではないでしょうか。
太夫と三味線と人形遣いで成り立つ人形浄瑠璃はいかがでしたか？
公演に先立っては勉強会「文楽を楽しむ講座」も開かれてたようです。

演目は、世話物と時代物の二本立て。

一、近頃河原達引（ちかごろかわらのたてひき）

鶴澤寛治さんの三味線に聞きほれているうちに・・・記憶が少し飛びました
最後のお猿さんの踊る様子がリズミカルなのが楽しい演目です。


二、義経千本桜　道行初音旅（よしつねせんぼんざくら　みちゆきはつねのたび）

静→狐忠信に扇子を投げる場面、拍手喝さいでした。


母曰く、
（良い意味で）太夫さんが熱演のあまり身体を動かして歌っていて、国立ではそういう場面はほとんど見ないそうです。
巡業ということで大らかな気持ちでいらっしゃるのかもしれませんね。


今後の予定ですが・・・
４月は上旬に歌舞伎座昼の部へ。５月は散々迷って新橋はパスして、歌舞伎座昼の部へ。
五月文楽はどうしようかな～。今回観たことでまた行きたくなっています。