さらしな日記

さらしな、更級、晒菜、さらし名…?
南のnemoと北のneco、それぞれ好き勝手にやってる徒然コラボ

電波ファシズム (nemo)

2008年07月21日 | 読書・蘊蓄
 古本屋で見つけた本をきっかけに、ウィキペディア検索で見つけた、その本の作者に関するサイト。ファンサイトではなく、いわゆる非難系。
 まぁ何ていうか…好かれてる人じゃないことは知ってましたよ。私的にも「話の内容は良いんだけど、穴埋めページに個人的な事描きすぎるのはちよっとな~;;; 正直この人の私生活って興味持てるほど面白くないわ」と思ってたし。
 その意味では勿論興味があったから覗いてみたのだけど、見事なまでの揚げ足取りの連続&ストーカーとも云える行動チェックの執拗さに正直うんざりした。

 トークの内容が面白くないとか、話題が掲載誌に相応しくないとか…そんなの無視してればよい話なんじゃないの? 題材の方向性については正直分かるところもあるけど、担当の編集さんがソレでOK出してんだから出版社的に問題はないんでしょ。それ非難したいなら白○社のサイトに投稿しろや。
 作品内で主人公が紹介した紅茶の淹れ方が、某紅茶研究家の先生レシピだってのは知ってました。私も紅茶の同人誌書く時に引用掲載してたから──ていうか参考にする部分が大量にありすぎたので、前もって手紙で連絡したら快く了承してくれたもん。まだそんな有名になる前だったからかも知れないけど。
 しかしだからといってあそこまで論争せねばならん問題なのか?! ちなみに論争という言葉を使ってはいるが、明らかにあの発言者達は「自分が絶対に正しい。これはオマエに非があるんだから謝罪しろ」オーラを漂わせていた。

 少し前にも、むかし一世を風靡した某バスケット漫画の構図の取り方がアメリカのバスケット選手の写真集と全く同じだとか言われてネット上で騒がれていたらしいが、最初は誰だって何かを参考に作るものでしょう。いきなりオリジナルを作り上げられる人は既に天才通り越して神だよ。
 そこから模倣を抜け出した本物になれるか否かで評価を決めるべきだと思うのに、新人の内からネット上で叩かれれば伸びるモンも伸びんわな。出版関係者がネットの影響を危惧するのは無理もない話だと思う。

 発言がやたらと攻撃的で新選組信奉者に評判が悪い某少女漫画家さんのサイトも「意見を書き込めばすぐに掃除人に消される」ことで有名だったけど、そこも結局こんな感じだったのかなぁ…だとしたら非難だけ出来ないわ。
 学校裏サイトの存在といい、ネットの世界っていうのは本当に便利なだけでなく怖い。ネチケットとやらは何処に行ったのやら…



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