過ぎたるは及ばざるが如し（nemo）

　チャンスの神様は前髪しかない、とはよく云ったものだと思う。
　もしも１週間前なら自分が住めたかもしれない家を最後に一目見ておこう、と雨の中車を走らせた。古い平屋建の日本家屋で、畳を取り払った時の風景を見るたびに惚れ惚れしていたのだが…ご縁がなかったのは勿体無かった…（ｖ_ｖ；）（；_；）（；ｖ_ｖ）

　せっかくだからこの界隈を少しぶらついてみよう、と国道の反対した堅小路付近を散策。
　通りすがりに見つけたパン屋さんで買い物。こじんまりした家族経営のようで、3つ購入したら1つおまけがもらえラッキー☆　伝承センターで展示された布細工に感動。しかし「ほしいな」と思うものに限って非売品なんですよね…最も購入すれば置き場所に困るのは目に見えている（＾_＾；）
　以前から名前のみ聞いていた『大殿ロビー』とその周辺を散策。こじんまりとした感じのお店が２～３軒まとまっている。山大が研究開発している「モンペッコ」のお店もここらにあったのですね。しかし休日というのにこの人出の少なさは大丈夫か景観保存地区…；；；


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負けてない（nemo）

　のんびりしつつ、京都２日目の戦利品？
　午後から友人と別れた後、せっかくの平日なので、土日祝休の岡重さんショールームへ。きらびやらな襦袢反物や懐中時計に心奪われつつも、己の懐具合を考えてぐっと冷静に。
　岡重といえば「あれ」（ホントにそう呼ばれているのかは知らない）といわれる、一面どーん！の鯛模様。実は１枚だけ羽裏に使った羽織があるので、秘かなお揃いにしよう、とハンカチ購入。もし私と会った時にこのハンカチを持っていた場合、羽織ひっぺがしてもＯＫっすよ・笑



　２つ目は京都ではそこそこ知られたフルーツサンド・ヤオイソさんの割引券。遅い時間だけど温かい料理を食べる気分でなかったため、閉店間際による。

「あ～ミックス売り切れちゃったんですね。じゃあイチゴサンドを」
「お電話いただければ取っておきますよ」
「いえ、夕方なら割引があるかもしれないと思って寄ったので」
「……（ニコニコ無言）」

　京都人に「いけず」してどないすんねん；；；
　おっちゃんよく「お帰りください」と言わなかったもんだ。

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盛者必衰の理…（nemo）

　京都２日目。地元の友人と四条大宮で待ち合わせ。私の大好きなフルーツサンドのヤオイソが駅前にあり、２人でよく遊びに行く三条商店街が近くで、冷やかして遊ぶには最適な場所。西友の３Ｆにセリアが入っていることを知り、ちまちまとチェック。

　だが２人できょろきょろと通りを歩きつつ、いつも面白グッズで楽しませてくれる雑貨屋がない！　 柱の上に取り付けられている店の看板はあるものの、目の前にあるのはコーヒー店…
　そして町屋を改装したカフェはいつの間にか美容店に…；；；
　市内では老舗の商店街すら都市化の波に押されていく（ＴｏＴ）



　そのあとは友人の知人がやっているという個展を覗きに行く。
　陶器が主体のいい感じに品物が並んでいく。その中でコーヒーセットが目に留まり、「私は興味ないけど長崎くんコーヒー派だよな。誕生日も近いし」と写メって送ったところ、「高いからパス」という返答が…
　いやキミ作家物なめてない？8000円前後なんてお手ごろだよ？
　品物も購入しなかったのに記念品のミニマム亀をもらいつつ、店を後にする。後日友人経由で何かお礼の品を送っておこう。

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鴨川にて（nemo）

　建国記念日の翌日を倒して４連休をもぎ取り、約１０か月ぶりの京都。初日は買い物の下見だけをして、四条大橋を渡るとのどかな川沿いの風景が目に入る。まだ時間もあるので下に降りて歩いていたところ、ヌートリアを発見！　鴨川にも居るんだねぇ～（^_＾；）



　川面には鴨が泳ぎ、よく見ればコウノトリまでいる。
「よっしゃっ！」と草履を脱いで石垣を降りるチャレンジャーが１名。流石に草履と荷物を置いていく訳にはいかず手に持っていたため、バランスを崩して尻餅（痛かった…；；；）
『大丈夫ですか～』らしいことを言ってくれている外人さんたちに「オーライオーライ」と明るく反応。荷物の中から鳥の餌を取り出して川に振りまくことに。
ちなみにその時の格好は着物姿である。いつでもどこでも物怖じしない女だと我ながら思う。

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