さらしな日記

さらしな、更級、晒菜、さらし名…?
南のnemoと北のneco、それぞれ好き勝手にやってる徒然コラボ

かぼちゃ帯 (nemo)

2010年10月30日 | 手仕事

 安売りで購入したカボチャ柄の布を半幅帯の無地部分に縫いつけて両面帯に。朱色の無地部分も紬風の良い味を出していて、ちょっと惜しい気持ちはあったのだけど「派手になったほどいて元に戻せばよい」の精神で着手。
 手直しが簡単に出来るよう帯幅に切ったカボチャ布を細長く繋ぎ、片面にざくざくと縫いつける簡易仕立て。半幅の生地が分厚いのでかなり力がいり、初めて指ぬきの存在がありがたいと思った。

 かぼちゃと云えばやはりハロウィン。実は最初はもろハロウィン!といった柄のアメリカンコットンをネットで見つけ、そちらを購入すべきか考えていたところ格安の店頭販売でこの柄を発見。「良い柄だしそこまでハロウィンにこだわらない方が長く使えるか」と判断して購入したもの。
 しかしその後も何故か別の野菜柄を見つけ「こっちの方が良かったかな~?」と思わないでもない結構不憫な柄だったりする。だからといってこの柄が嫌いなわけではないし、これはこれで味のあるカボチャだと思うので、せっかく形になったのだから何か良い取り合わせはなものかと思案中。
 帯の方も根性で「他のが良かったなんて云わせない!」くらいの気合いで似合いのコーデを引き寄せるパワーを持ってほしいものだと、いささか他力本願な事を考えるのだった。