くまどりやろうのゲーム雑記帳

ブログ名を変更しました。ゲームがらみの雑記を書いていこうと思います。

武器図鑑1.中国、「剣」

2006年02月02日 23時58分18秒 | 武器防具図鑑(中国)
 レベル15

 では、本題に入りましょう。
皆さんがゲーム中で当たり前のように使っている武器防具、
あれは史実ではどんなものだったのかなんて事をこれから少し時間をかけて
お話してみようと思います。繰り返しになりますが、ゲームの攻略とは何の関係もありません。

では、まずは中国で使われていた「剣」についてのお話を。

 「シルクロードオンライン」では、「中国剣」は装備していると魔法攻撃力が高くなる
いわゆる魔法型の武器になっています。

 「中国剣(以下「剣」)」は両刃の短兵器(射程の短い武器)です。
金属製の剣が現れて以来その外見は殆ど変わることがなかったそうです。
見てくれは皆さんがイメージするごく普通の剣とほぼ同じで、
剣身(ケンシン・刃の部分)と剣柄(ケンペイ・手に持つ部分)
に分かれています。
 剣の使用方法には斬る、払う、刺す、突くなどがありますが、
剣は基本的に刺す事が中心の武器でした(後には
斬るための剣も登場したそうです)。
 中国では殆どの武器には名前がなく銘(その剣を誰が作ったかと言う事を表すもの)もないのが普通だったそうですが、
剣と大砲(現在のシルクロードオンラインにはありませんが)だけがこの例外で、
名剣は宝物として珍重されたそうです。
 剣は歴史上最も古くから存在する武器で、伝説によれば怪物
「シュウ(IMEにでは変換できない漢字のためカタカナで勘弁してください」」
が初めて作ったものとされるそうです。

 「剣」は実戦では殆ど使われなかった武器、と言われていますが、
実は湿地帯などの槍が有効に使えない戦場での白兵戦では
しばしば用いられたようです。
また、それとは別にその他の武器を失ったときに最後に身を守るための
武器として剣を携帯する事は多かったようです。

 また、道教の儀式では剣が使われる事がとても多いそうです。
だから、道服を着たキャラクターが剣を振り回していても
それで即座に「変だ」とは断じられないという事です。
儀式で使っていただけであって武器として使っていたわけではない、
というツッコミは正しいと思いますが。


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