くまどりやろうのゲーム雑記帳

ブログ名を変更しました。ゲームがらみの雑記を書いていこうと思います。

妄想「ルナドン」第1話ノ3「事始3」

2009年04月30日 07時34分25秒 | ルナティックドーン
 事情があってちょっと早めに仕上げました。
前回の続きです。
 ここから先には妄想が多く含まれていますので、
そういうのが苦手な人は今すぐ引き返すことをお勧めします。

セブンスドラゴンプレイ時間=28時間30分














===========妄想開始=================
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 部屋の外で多くの人の足音が聞こえる。
なにやら楽しげな笑い声も聞こえるようになった。
五右衛門が今世話になっている宿屋は、「冒険者」と呼ばれる者達が
よく使う宿屋であり、この日も「冒険者」達が宿を求めて訪れてきたのだろう。
「(……冒険者、か。)……。」
 五右衛門自身もかつては冒険者であった。それも凄腕の。
「竜殺し」だの「魔神殺し」だの「剣聖」だのと非常に名誉な呼ばれ方をしたこともあった。
だが、目覚めた彼にはその当時の力はなくなっていた。
何度かその当時の動きを再現してみようと試みたことがあったが、
その努力は全て徒労に終わった。

「キャアアアアッ!!」
 物思いにふける五右衛門の耳に突然女の悲鳴が突き刺さった。
さっきまで聞こえていた楽しげな声はもう聞こえない。
五右衛門は慌てて飛び起きると声がした方に向かって一目散に駆け出した。

「や、やめてください!」
 五右衛門が声の聞こえた方……そこは冒険者達が食事を摂る部屋だった……
に駆けつけてみると、殺気立った二人の男が剣を手にとった状態で睨み合っていた。
「お客さん、そういうのは外でやってもらえませんか?」
 内心うんざりしながら、五右衛門は男達に声をかける。
「うるせぇ!!邪魔するな!こいつ等、前に俺の財布を掏りやがったんだ!」
「だから!そんなことしてないって言っただろうが!」
「嘘つくんじゃねぇ!俺は確かにお前の顔を覚えてるんだよ!」
「だったらお前の頭が腐ってるんじゃないのか!?」
「何だと!」
「やるのか!」
「そんなに死にたけりゃ、ぶっ殺してやる!」
 怒り狂った男が、もう一人の男にまさに斬りつけようとしたその時、
五右衛門が男の腕を強引につかんだ。
「お客様!そういうのは外でお願いします!」
「野郎!邪魔するんじゃない!」
 ドスッ!
「う……ゴホッ……。」
 もう一人の男が突き立てた剣が五右衛門の腹部に刺さっていた。
「お、お客様……。」
 怒り狂っていた男二人が、一瞬にして冷めてしまった。
二人とも、口から言葉にならない声を発している。
「あ、ああ……。」
まさかこんなくだらない喧嘩で殺人者になるとは思っていなかった
といった表情だ。
 五右衛門がむせると、口からは血が噴き出した。が、五右衛門は
喉の奥からあふれ出す血を飲み込むと、
「失せろ!!」
 宿全体に響き渡るような大声で暴漢二人を一喝した。
「「ひ、ひいいいいっ!!化け物だぁ!!」」
 暴漢二人は剣を捨て慌てて逃げ出した。
それを見届けた五右衛門が再び口から血を大量に吐き出す。
五右衛門の意識はそこで途切れてしまった。
「ご、五右衛門さん!五右衛門さん!!」
 幸は倒れこんだ五右衛門に呼びかけたが、その声は五右衛門には届かなかった。

 五右衛門のこの時点での装備品
武器=なし
盾==なし
鎧==なし
兜==なし
装飾=なし
道具=なし

===========妄想終了=================
 五右衛門は死にました。話が全然進みません。


1 コメント

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スパムコメントを1件削除しました (くまどりやろう)
2009-04-30 23:42:53
 えーっと。
frontier様からの書き込みを削除させていただきました。

 理由はこれです。
・コメントは、どこかのURL(あるいはメールアドレス)が含まれているものは
スパムコメントと判断し、内容がなんであるかを一切問わず無条件で削除します。
その他、スパムコメントと私が判断したものは削除します。
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該当する書き込みであったと思ってください。
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