猫語のブログ〜ねこさんの、ぼくによる、ねこさんのためのよみもの〜

「猫語の教科書」をだいざいに、しもべいくせいほうほうなど。

しっぽっぽとのつきあいかた 前

2023-01-01 | 日記
しっぽっぽとのおつきあいのしかた

ねこのみなさんごきげんよう。
どうやら人間的にはきょう、
としあけまつりがとりおこなわれるようです。
にんげんたちがしあわせなら、それでよいとおもいます。

さて、だいぶまえにぼくはしっぽっぽのことをかきました。
そのときは、にんげんがしっぽっぽをねこさんのいちぶと
おもっていること、そしてしっぽっぽはねこさんのおきもちを
あらわしているとしんじていることをみなさんにおはなししました。
また、しっぽっぽのふるまいはねこさんの
ひんかくにもかかわるので場合によってはきびしくすることも
ひつようだと、ごせつめいしました。

こんかいはしもべとしっぽっぽのことではなくて
ねこさんとしっぽっぽのことをおはなししたいのです。
つまり、ねこさんのひんかくをまもるため
しっぽっぽとどのようにおつきあいするべきか、
ということです。

しっぽっぽはねこさんにとって、ちょっとのともだち、
いえバディ、というべきでしょうか。

ながきにわたるねこさんのいっしょうをともにすごす
しっぽっぽといかによいかんけいを築くか、
それはたいせつなことです。

だからといって、これをすればよい
というかんたんなおこたえは、れいによってありません。
なぜなら、もうおわかりとおもいますが、
ねこさんはどのねこさんともおなじねこさんはいませんし、
しっぽっぽだって、おなじしっぽっぽはないからです。

なので、ぼくがこれまでどのようにしっぽっぽと
おつきあいしてきたか、ひとつぐたいてきなほうほうを
ごひろういたします。

*。.・🐾゜*・=^∞^=…˚º.・•º•´…・*.。.゜🐾・˚∆´。::º•.゜。


まず、ぼくのしっぽっぽのことをおはなししましょう。

ぼくのしっぽっぽはかぎしっぽっぽとよばれるけいじょうで、
せいかくにはいち折れかぎしっぽっぽです。

おけなみは、ぼくとおそろいのいろあいで、
さきにむけてやや密になっていく、茶色と黒のしましまです。
しっぽっぽのいっとうさきっぽの、さいごのひとしま分が
おれてかぎになっています。

ぼくはこの、おれたひとしまの黒いところが
とてもおきにいりです。
なぜ、と問われるとおこたえにこまりますが、
おてていれをしているときはとてもうっとりしてしまいます。

せいかくは、というと、なんにつけてもうるさいたちです。

ぼくが、しもべをよびつけるときは8割が
じつはしっぽっぽのごきげんをとるためです。

ぼくのしっぽっぽは、けんこうのためうんどうを欠かしません。
ですので、どちらかというとおぎょうぎはわるく
みえてしまいますね。
だいたいゆれているか、ぶんぶんしてるか、ぱたぱたしています。
ぼくがころんとさんのときにももちろんうんどうをします。

そしてぼくは、たいていのばあいころんろさんをしていますので
しっぽっぽはたいていじぶんじしんを
ゆかにこすりつけたり、うちつけることになります。

しっぽっぽは、これがとにかくおいやなようです。
あるていどうちつけつづけると、とんとごきげんがわるくなります。
ごきげんがわるくなると、こんどはあばれだすのですね。
たからかにもちあがってみたり、ぐるんぐるんまわってみたり、
それでよけいつかれて、よりごきげんがわるくなります。

ならばじっとしていればよいのに、とおもいますが
そんなりくつがとおるしっぽっぽではないのがなやみどころでした。

ぼくは、ぼくのひんかくにはうるさいほうのねこさんですから
ぼくなりにころんとさんのタイプをかえてみたり、
おきあがったりしてしっぽっぽがゆかからはなれられるように
くふうをしてみますが、それではどうしようもおさまらないことのほうが多いのです。

そういうばあいは、しかたないのでしもべをよびつけます。
そして、ぼくをだっこっこさせます。

ぼくがだっこっこをされますとしっぽっぽは
ちゅうにうきます。どれだけぶんぶんしても、
ぶつかるとしたらしもべのからだくらいなものになるので
しっぽっぽはあんしんしてうんどうができるようになり
ごきげんがよくなります。

また、ぼくとおなじくしっぽっぽもきれいずきです。
しっぽっぽも、はぐれ毛のことがたいへんおきらいです。
しっぽっぽはごじぶんではおてていれをできませんから
ぼくがかわりにしてあげますが、
ちょっととどきにくいところもあり、
そこがむずがいいことがあるようです。
むずがいいときはやさぐれたしっぽっぽになります。

このようにやさぐれたしっぽっぽは
ねこさんのひんかくをおとしめるきけんがあります。
ねこさんのひんかくは、けだかくぴんとしている
しっぽっぽがあってこそかんせいされるのですから。

はぐれ毛をとりのぞくには、ブラシがよいのですが、
しっぽっぽは、ぼくのようにまいにちブラシをされるのは
ごえんりょしたい、というのです。

どうやらブラシのとげとげが、しっぽっぽには刺激的すぎるようで
とくにぼくのしもべのブラッシングは、かなりのスパルタですから
きもちいをとおりこしていたいらしいのです。

それはぼくにもなんとなくりかいできるだけに
きのどくにおもっていました。
そこでぼくは、しもべにブラッシングのしかたを
それはこんきよくごしどういたしました。

そのかいあってか、さいきんははぐれ毛にむずがることも
すくなくなりました。

さて、まだごひろうしたいことはありますが
すこしながくなりましたので、つづきはじかいにいたしましょう。



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