REPORT FROM THE BRIDGE.

うれしい たのしい 記録BLOGになりますよう!

♪金聖響氏♪

2005-04-22 | 音楽
何年か前、まだスカパーに日経チャンネルが有った頃、偶然見たそのチャンネルでワイン番組がありゲストが金聖響さんだった。トークが楽しくかっこよく若い指揮者とわかり一目でファンになった。今日は彼が指揮をする演奏会に来ている。彼目当ての演奏会は今日で二度目。プログラムの前半は吹奏楽だから、やはり奏者も指揮者も双方消化不良は否めなかった。しかし若々しいダイナミックな感じとスリムですらっとした指揮姿でチケット代の価値は十分だ(*^^*)後半は新世界だ。楽しみ楽しみo(^-^)o
                    
新世界は、相変わらずピッチ悪くビブラートが下品なフルートが気になったけど、クラリネットが音程良く、イングリッシュホルンも良かった。TPに華が無く、弦楽器にパワーがなかった。でも贔屓目かもしれないが指揮者はフレージングなど随所に工夫の跡が見えた

そしていつもながらに、聴衆のレベルが低い。
指揮者の入場前=オーケストラメンバーの入場に拍手は要らない
そのかわり演奏後の指揮者が袖に見えなくなるまで拍手をしよう

アンコールの前にマイクを持って金氏が挨拶をした。札幌商工会議所100周年プレイヤーコンサートだったから、商工会議所にご挨拶というわけだ。関西弁の話は微笑ましく人柄が偲ばれた。金氏いはく、100年前は日露戦争ですよ~だって。そりゃびっくりだ。アンコールはロシア物かな?と思ったらハンガリー舞曲第一番だった

とにかく、私の言いたいことは札幌のクラシックファンはちゃんと演奏会へ脚を運ぼうそして、ハンカチも当てずに咳をする人やお行儀の悪い人に眼を飛ばして(?!)無言の躾をしていこう!そうしないと、札幌に演奏家が来てくれなくなる
本当に、切迫した問題だ・・・