NDXC BLOG

名古屋にあるBCL(海外放送を聴いて楽しむ趣味)のサークル「名古屋DXersサークル」のブログです。

サマータイムは不要

2008年06月10日 | Others (BCL全般)
すでに一般紙などでも報じられていますが、日本でも2010年導入を目指してDST(サマータイム)が議論されています。

5月26日には首相が記者団に、「やってない日本が異例」などととんちんかんな事をいっています。

EUや北米などがサマータイムを実施しているのにはそれなりの必要性があるからです。
最も大切なのは国民性はもとより、その国のおかれた地理的条件です。

サミットの参加国はいずれも高緯度に位置しています。このことを知らずして日本もサマータイムなどとは無知も甚だしい。

それに時間に厳しい国民性も無視できません。時報が一秒遅れているとか、ダイヤが乱れているとか秒単位で生活していないのにやたら時間に細かい。

そんなに一時間早めたければ、就業時間、列車ダイヤを一時間早くすればいいことです。日本国中に無数にある時計を一時間早めるなど不可能なことを首相をはじめ国会議員は知る余地もないだろう。

もし仮に実施となったら、日常海外放送を聴いている立場からしても混乱をきたすこと必死です。これまた無数にあるこうしたブログも全て日本時間で処理をしている。そのたびに一時間の修正をどうするのか、難問山積みです。

そんなことより、つまらん深夜番組や深夜営業を止めたほうが、はるかに省エネになると思うのだが。

以下は5月2日のアサヒコムから
 福田首相は26日、夏季に時計の針を1時間進めるサマータイム(夏時間)制度の導入について、記者団に「やっていない日本が異例。我が国も制度を入れるべきだとの意見が強くなってきている。特に環境の問題があり、私もサマータイムをやってもいいのではないかと思っている」と述べ、前向きな姿勢を示した。

 首相は「かつて日本も戦後一時期(制度を導入)したことがあったが、やめてしまった。今は大体どの国もやっている。党の方でも検討をお願いしている」と語った。

 サマータイム制は、日中の明るい時間を有効活用し、エネルギー消費量を抑えるとされる。北海道洞爺湖サミットを控え、自民、民主、公明、国民新各党議員らの「サマータイム制度推進議連」が制度導入の法案を今国会に提出する方針を固めており、首相の発言で導入論議に弾みがつきそうだ。