私の生まれ育った地域では正月の注連縄や飾り物を集めて「とんど」で焼くという風習があります。
毎年、1月14日です。
約40年ぶりに自治会の役員なので行ってきました。
私が子供の頃はその火を家に持ち帰って餅を焼いて「無病息災」を親や祖父母と祈ったものです。
町内の戸数は激増してますが、
そんな風習を引き継いでる家は激減してしまい火を持って帰ったのは数件だけでした。
「とんど」自体も農家が多かった子供の頃からすると、
屋外で焼くという事が好まれない時代になって様変わりして凄く小さくなってました。
私の思い出には大きいものですが、絶滅危惧行事かなと思いました。
これならレッドリストCR+ENに登録されるまで、まだまだです(^_^)
私の地元周辺では「どんど」じゃなく「とんど」と呼ばれてます。
広辞苑にも記載されているので結構広範囲で使われてるようです。
先日、高校の同級生が集まったのですが、人手、場所がなくなりやらなくなった地域も多いようです。
孫をとんどに連れて行って溝に落ちてギブスをしていた同級生もいました。
高齢者だけで伝承して行くには難しい行事のような気がします。