ぶきっちょナッツのDiary

日記をのせています。サザエった話も…時々…。(-_-)

お騒がせおばあさん

2006年04月10日 | Weblog
 のち 

天気予報、当たりましたわ・・・。 ちょうど昼頃から  になりました。


まだ 雨が降ってなかったお昼前、長男の部屋改造(?)に要るものを買いに、近くのホームセンターへ
 で行ったのですが・・・


そんなに大きくない、ある交差点を右折した途端、おばあさんらしき人が 道路の脇に倒れているのを発見
道路の脇というか、あるお宅の真ん前です。門の正面に倒れてた・・。

ビックリして 自転車を止めて降り、ちょっとこわごわ・・・おばあさんの肩に手を当てて
『 おばあさん・・・? 』 と 少し揺り動かしてみました。

でも・・・ピクリともしないんで、 『 ひぇっ・・・ま、まさか・・・死・・・死んでるんじゃ・・・

『 救急車 呼ばなきゃいけないかな・・・ 』 ってドキドキ・・・。

・・・と・・・その直後に そのおばあさんが 『 何が 「 おばあさん 」 だ・・・!? 』 って 顔を少し持ち上げたんです。

『 え・・・? 大丈夫ですか どうされました


そしたら・・・そのおばあさん・・・

『 ここの家に恨みがあるでな、殺されようと思って ここで待っとるんだわ! 』 

あらためてよく見たら、にゃんと手には 折りたたみ式の刃物を持っていました。

そうこうしているうちに、車で通りかかった どこかのおじさんが 車を止めて 窓から 『 どうしたの? 』
『 いやぁ~・・・よくわかんないんです・・・

そのおじさんが おばあさんに 『 おばあちゃん、どうしたの? 』 と話しかけても
さっきと同じことを言い、さらに 『 さっき 警察もパトカーも来て、ぜんぶ調べてったでいいわ! 向こう行け! 』 だの・・・、

『 もうわしゃ、死ぬんだでよ! みんなわしに 「 死ね! 死ね! 」 言うんだで! 』 だの・・・、

冷たいアスファルトに寝転んだまま、口調だけは とてもハッキリ。

そのうち、通りがかりの人たちも(老夫婦や年配のおじさんやおばさん)、みんな集まってきて、
『 その家の隣のおばあさんだわ。 』 って・・・。

お隣のお家とうまくいってないのか知りませんが・・・
お隣さんの家の真正面で 寝転がって 殺してもらおうと思っているらしい・・・。
よくわからないけど・・・

最初に車で止まったおじさんが 『 警察がほんとに来たんなら、放って行くわけないわなぁ・・・? 』 と
携帯で 警察に電話。。。
他のおばさんも 私に 『 ボケちゃってて、言っとることがメチャクチャなんじゃない? 』 と・・・。
『 そうなのかなぁ・・・? 』 と 首をかしげるしかない私・・・。

その間も おばあさんは・・・
『 86歳まで生きたんだで、もういい! みんなでわしを邪魔にするで! はよ殺してくれ! 』 

ある70歳台くらいの老夫婦の だんなさんの方が おばあさんを起こそうとしたら
『 やかましい! 死ぬんだで みんな向こう行け! 』

私が 『 おばあちゃん、冷たいでしょう、冷えちゃうよ。 』 と言うと
『 今から死ぬもん(者)に 寒いも冷たいもないわ! 』 と また悪態をつく・・・。

そのうち、パトカーが到着しました。
ちょっと若めのお巡りさん2人が降りてきて、おばあさんに話しかけましたが・・・
『 ○○子さん、もう一回行こか・・・? 』

ほぇ・・・? 『 もう一回 』 ? 『 ○○子さん 』 ?
やっぱり おばあさんの言うとおり、もう前に警察が来てたんだ・・・。

他の人たちと 『 ほんとに来てたんだ・・・!  』  苦笑です。


もう警察も来たし、集まってた人たち(私を含めて6~7人くらい)に 『 もう大丈夫ですね・・・? 』
と言って 私も ホームセンターへ向かいました。

15分くらい買い物をして 次の目的地へ向かう途中、だいぶ離れてはいたけど、さっきの現場が
遠くに見える位置で ちょっと止まって見てみたら まだパトカーが止まっていました。

あれから あのおばあさんは どうなったんだろう・・・? 気になるなぁ・・・。

お騒がせおばあさんでした。 でも 何だかちょっとかわいそうでしたね・・・。