2012飯南町ヒルクライム

7/22
朝3：00に家を出て高速道路にて飯南町へ着いたのは朝5：40ごろ。
早朝の中国道を走る車は少なく、とても気持ち良くドライブできた。

会場に到着すると既に数人の参加者が到着しており、ローラー台でアップしてるよ。
みんな早いな～。

6時から始まる受付を済ませると　7：30の開会式までやることがない。
折角なのでとジョグってきたらもう汗だく。　うへ～。
ジャージに着替えて自転車の準備を済ませ、自転車でスタート地点の坂道を上ったり下ったりとアップをしていると程なく開会式の時間となる。


話には聞いていたが、地元高校生の放送部の司会進行は初々しくほのぼの。
何だか高校の朝礼のような雰囲気に、学生に戻ったような気分にさせられる。
中国地方最大のヒルクライムイベントを謳っている割には、良い意味での手作り感を味わえた。
そんな中、招待選手の紹介時に肝心の選手がその場に居ないという小さなハプニングが起こる。
高校生たちどう対応するかな～(・∀・)ニヤニヤ　と楽しんでいると、
「居られないようなので次に進みます！」
と、サラリと流したのがかえって笑を誘いクスリとさせられた。

開会式も終わりスタート地点へ向かうと、そこでも先ほどの高校生が活躍。
スタートまでの待ち時間に参加者へ突撃インタビュー。
俺のカテゴリのスタートまで飽きずに過ごすことが出来たよ。



俺は今回初参加だが、今回から計測チップが導入されたとのこと。　ラッキー！
なのでスタートは後ろの方からすることにした。

コースはスタート直後約500ｍは9～10％の上りから始まるが、それを過ぎた前半部分はアップダウンの連続する高速ステージ。
スプロケットを裏乗鞍と同じ11-23Ｔとしていたので、この区間は後れを取ることも無く、前を行く参加者に離されることも無く順調に。

問題は後半の山岳ステージ。
序盤の高速区間で思いのほか消耗したのか、なんだか何時もより足が重いし登れない。
シフトダウンさせようとレバーを押し込むが、悲しいかなもうギヤも残っていない…。


カメラマンに笑顔のピースサインで応えると「その元気で最後まで行っちゃってください！」と。
俺は心では泣いていたんだ…。


ヒーヒーいいながらも淡々と上って行くと、途中に九十九折れの登りが見渡せる場所に出る。
その坂の中ほどにノボリが立ち並び、人の大勢いる気配もする！
「（ゴールか！！　でも何だか距離が合わないな？）」
と思いつつも後悔するのも嫌なので、ノボリの手前のコーナーをクリアすると最後の力を振り絞りダンシング炸裂！！
道路脇に並ぶノボリと応援してくれる人たちにグングン近づき、ゴ～～～ル！　……しない。(；・∀・)
あれ、やっぱり違った？。(；´Д｀)

俺は頭を大きくうなだれ、
「なんだ～ゴールじゃないのか～」
と、つい口から恨み節がこぼれる。

隣を淡々と走っている若者が「ゴールまではあと3ｋｍ程ありますよ。」と親切に教えてくれるが、あまり聞きたくなかったなぁ。
一度切れかかった気力をなんとか繋ぎ止め、本当に終わり掛かった足を回復させるため最軽ギヤでくるくる回す。
そこからの勾配が緩かったのが唯一の救いだった。

あとはゴールまでひたすら我慢のペダリング。

本当のゴールを目の当たりにしたとき、最後の力を振り絞ってダンシングするが、シッティングでもスピードは変わらなかったと思う。
しかし今回はしんどかった。
証拠にこの翌日には筋肉痛に襲われて身もだえさせられたし。レース後に筋肉痛になったのはとても久しぶり。（´Д｀；）


さて、ゴール後のお楽しみのメロン、トマト、バナナ、スイカ、コーラにアクエリの手厚い補給をシッカリ頂く。
又、アザミでお会いしたhayashiさん、去年ダルガでお会いした飛翔のfujiiさんにも再会することが出来、お蔭で下山まで楽しく過ごすことができた。感謝感謝。

少し残念だったのは、密かな目標である、つるさんの08年のタイム00：40：25を切れなかったこと。
俺のタイムは00：40：34（総合49位、クラス16位）
来年また頑張ろう。



下山後、閉会式も和やかな雰囲気につつまれ無事終了。
ジャンケン大会は全て一回目で負けたことを付け加えておく。


いつか俺もあそこに立ちたいな～。って、最低でもあと4分削らなきゃだぜ？(・∀・；)



帰りには久しぶりに温泉らしい温泉にも入ることが出来たし。

加田の湯
お湯が赤褐色のサビ色でホントに温泉って感じ。　週替わりで男湯女湯が入れ替わるそうな。
今回は檜風呂だったよ。


飯南ヒルクライム。良い大会だったよ。また来年も参加しよう。