別にね、女性差別とか、男女平等とか、そういう熱いメッセージを訴えるトピックでもないんだけど、、、ここのところ、折に触れて実感する。自分には女性というラベルが貼られていることを。
たとえば、大学の工学系で教えている知り合いの方は、研究室ではなるべく女性はとらないようにしているのだそうだ。
「女の子が来ると必ずトラブルになるからね~。」
その先生の言う「トラブル」を聞いていると、確かに気持ちはよくわかる。
・研究室内で恋愛がこじれると、女の子は決まって研究室に来ない。
-うん、女の子は恋に生きてる子が多いからね
・研究室の女の子が取引先の社長に狙われた
-かわいい子だったんでしょう
・研究室の女の子が精神病になって自分が濡れ衣を着せられた
-ここまでくると本当にかわいそう
どのトラブルも、2度とかかえたくない気持ちはよくわかる。
たとえば、仕事で行ったインタビュー先。
「昔は女性をたくさん採用してたんですがねえ・・・」と私をちらちら眺めながら、お話をする担当者。
「女性の方はやっぱり結婚やら出産やらで辞めていくんですよ。うちも人数が少ないもんですから、即戦力にやめられたら困る、ということで最近は男性ばかりをとるようにしています。」
特にこちらから聞いたわけではないが、人事の話をした際に、あちらから話したところを見ると、けっこう深刻な問題だったらしい。
そりゃ、せっかく教えたのに、辞められたら困っちゃうよね。
このインタビュー先の方の気持ちも、よーくわかる。
でもでもね、この手の話を聞くと、やっぱり気持ちは複雑なのだ。
担当者の気持ちがわかってしまうからこそ、心は酸っぱく苦く複雑なのだ。
今から、上記の研究室の門をたたいた女の子は受け入れてもらえないのだろう。
今から、上記の会社を受けた女の子は採用してもらえないのだろう。
もちろん、どんな世の中だって、特別に光っていれば女だろうがなんだろうが、採用してもらえるし、女の子が仕事を辞めやすいのも事実だし、だれも、だーれも悪い人はいない。
でも、断られる女の子のことを思うと、私はちくちくと心が痛い。
最近は、女性であるがゆえに、教授職が得やすかったり、昇進しやすかったりもするらしい。知らない会社へのインタビュー申し込みの電話は、女性のほうが成功率が高いそうだ。女であるゆえに、得したことも、そりゃあ、ないとは言わない。
男女の間には、違いこそあれ、差はないのだ。ラベルは徳にもなれば損にもなる。きっとプラマイしたらゼロのはず。
・・・そう自分に言い聞かせるものの、やっぱり、ラベルは、息苦しい!
・・・ふう、とりあえず、今のところラベルを貼らずに、私を見てくれる勤め先に感謝すべきか。これからも、どうかラベルとはあまりかかわらずに生きていけますように・・・。
たとえば、大学の工学系で教えている知り合いの方は、研究室ではなるべく女性はとらないようにしているのだそうだ。
「女の子が来ると必ずトラブルになるからね~。」
その先生の言う「トラブル」を聞いていると、確かに気持ちはよくわかる。
・研究室内で恋愛がこじれると、女の子は決まって研究室に来ない。
-うん、女の子は恋に生きてる子が多いからね
・研究室の女の子が取引先の社長に狙われた
-かわいい子だったんでしょう
・研究室の女の子が精神病になって自分が濡れ衣を着せられた
-ここまでくると本当にかわいそう
どのトラブルも、2度とかかえたくない気持ちはよくわかる。
たとえば、仕事で行ったインタビュー先。
「昔は女性をたくさん採用してたんですがねえ・・・」と私をちらちら眺めながら、お話をする担当者。
「女性の方はやっぱり結婚やら出産やらで辞めていくんですよ。うちも人数が少ないもんですから、即戦力にやめられたら困る、ということで最近は男性ばかりをとるようにしています。」
特にこちらから聞いたわけではないが、人事の話をした際に、あちらから話したところを見ると、けっこう深刻な問題だったらしい。
そりゃ、せっかく教えたのに、辞められたら困っちゃうよね。
このインタビュー先の方の気持ちも、よーくわかる。
でもでもね、この手の話を聞くと、やっぱり気持ちは複雑なのだ。
担当者の気持ちがわかってしまうからこそ、心は酸っぱく苦く複雑なのだ。
今から、上記の研究室の門をたたいた女の子は受け入れてもらえないのだろう。
今から、上記の会社を受けた女の子は採用してもらえないのだろう。
もちろん、どんな世の中だって、特別に光っていれば女だろうがなんだろうが、採用してもらえるし、女の子が仕事を辞めやすいのも事実だし、だれも、だーれも悪い人はいない。
でも、断られる女の子のことを思うと、私はちくちくと心が痛い。
最近は、女性であるがゆえに、教授職が得やすかったり、昇進しやすかったりもするらしい。知らない会社へのインタビュー申し込みの電話は、女性のほうが成功率が高いそうだ。女であるゆえに、得したことも、そりゃあ、ないとは言わない。
男女の間には、違いこそあれ、差はないのだ。ラベルは徳にもなれば損にもなる。きっとプラマイしたらゼロのはず。
・・・そう自分に言い聞かせるものの、やっぱり、ラベルは、息苦しい!
・・・ふう、とりあえず、今のところラベルを貼らずに、私を見てくれる勤め先に感謝すべきか。これからも、どうかラベルとはあまりかかわらずに生きていけますように・・・。
女だから、、、自分で言い訳に使うときには気づかないのに他人に言われるとカチンと来る。
女だから、若いから、そんな言葉をものともせず気合で生き延びていこうと思う。笑
ガンバロっ!
今は、セクシャルハラスメントかパワーハラスメントです。言葉の暴力や実際の暴力が、女性を一人の人間として尊重しない証です。