那須みふじ幼稚園ブログ

那須の自然に囲まれた幼稚園で、子どもたちとかかわる日々の記録です。

再びヘルシンキ空港で

2007-10-19 22:28:14 | 日々の記録
シュトゥットガルトで友人にSバーンの駅まで車で送ってもらいながらも一分差で乗り遅れ、タクシーで空港ヘ。人のいい運転手さんで少しまけてくれました。ヘルシンキまでのフライトは3時間。この空港でもたくさんの日本人やアジア系の人々に出合います。文化も習慣も違う人々がシュタイナー教育の人間観を手掛かりに何か新しいものを作り上げることができるのか? 今回の旅で改めて考えました。写真はシュトゥットガルト空港でヘルシンキ行きの便を待っていたときの一場面です。


最終日

2007-10-19 03:51:36 | 日々の記録
いよいよ今回のヨーロッパ旅行最後の晩。今日はSバーンなど鉄道がストライキで11時まで運行中止でしたが、出版社その他の用事は午前中に電話で済ませることができました。昼食時、宿泊先の友人の娘さんがちょうど立ち寄ったので、久しぶりに話をしました。今彼女は色彩光やサイコキネジオロジーという理論を使った療法士なのだそうです。午後はバスと運行再開したSバーンを乗り継いでシュトゥットガルトの街に出て、書店などを見てまわりました。明日はシュトゥットガルトの空港からヘルシンキ経由で帰国します。写真は宿泊先のベランダからのフィルダーシュタット(シュトゥットガルト郊外)の風景です。


シュトゥットガルトへ

2007-10-18 02:56:00 | 日々の記録
今日は移動日。部屋のドアを開けると、部屋を貸してくれたご夫婦から幼稚園の子供たちへとたくさんの絵葉書が入った封筒がおいてありました。奥さんはオイリュトミストで趣味で絵を描くと聞いていましたが、日本でも出版された「ヨリンデとヨリンゲル」の作者でした。その後、ゲーテアヌムの教育部門で用事を済ませ、バーゼルからカールスルーエ経由でシュトゥットガルトヘ。さらにSバーンでフィルダーシュタットに来ました。ここにはフィルダークリニックというアントロポゾフィーの病院があり、日本人の医師も何人か留学しています。今夜と明日は数十年来の古い友人の家に泊まります。写真はドルナッハ駅に入ってくるバーゼル行きの列車。


ドルナッハ2日目

2007-10-17 04:11:55 | 日々の記録
今日は丸一日をドルナッハで過ごしました。ゲーテアヌムの書店でゆっくり本を見た後、近くのルーカス・クリニックという病院の食堂で、医学部門代表で「小児科診察室」の著者であるミヒャエラ・グレックラーさんと彼女の旦那さんのゲオルグ氏と話をしました。青空の広がる穏やかな一日でした。写真は宿泊している家からゲーテアヌムのほうを見たところです。



ドルナッハへ

2007-10-16 04:45:49 | 日々の記録
バーゼル市街のホテルからドルナッハへ拠点を移しました。ここにはシュタイナーが建築したゲーテアヌムがあり、今滞在している家はそのすぐ近くです。ゲーテアヌムの理事や教育部門代表、医学部門の人と続けて話し合いました。その後ドルナッハ駅前のピッツァリアで夕食。外灯に照らされた夜道をゲーテアヌムのほうに向かって歩きながら、かつてシュタイナーがここに生きていたこと、すでに日本から何十人、もしかすると百を超える人々がこの地に住んで勉強したことを思い、なんとも言えない感慨にとらわれました。写真はバーゼル駅前からドルナッハへ向かうトラム(市街電車)10番。20分程で終点のドルナッハに着きます。


タンペレからバーゼルへ

2007-10-15 05:23:28 | 日々の記録
思った以上にハードだった会議が今日の正午で終わり、バスでタンペレからヘルシンキの空港ヘ。バスの道中は北米代表の女性と一緒で、マンハッタンにあるアメリカで一番古いシュタイナー学校の建物の1階に彼女の幼稚園はあるとのこと。色々話し込みました。ヘルシンキからはチューリヒへ飛び、そこから列車でバーゼルヘ。飛行機はドイツ代表と一緒でした。今夜はバーゼル駅近くのホテルで一泊。先程到着したところで、かなり疲れてます。写真はヘルシンキ空港で食事をした軽食コーナー。


会議4日目

2007-10-14 05:37:15 | 日々の記録
今日は予算について議論し決定する大変な一日でした。南米、北米、東欧、北欧のベテランの幼稚園教諭たちが、世界各地の子供たちをめぐる活動のために時間をかけて議論している姿には感動的なものがありました。この会議(IASWECE)については、帰国後に改めて書くことにします。写真は昼食をとったシュタイナー幼稚園のなかのテーブルです。



会議3日目

2007-10-13 04:31:30 | 日々の記録
今朝は雪が降りました。写真は窓からの雪景色です。南米代表の報告が印象に残りました。今年のペルーの地震は3分以上続き、山にまで亀裂が走る大きなものだったけれど、現地の人々が今までにないほど助け合ったという話に神戸の震災を思いました。各地域の事情の中でシュタイナー教育が懸命に実践されているのを感じます。


会議2日目

2007-10-12 04:24:12 | 日々の記録
今日は朝8:30から夜9:00まで異なる問題について会議。夕食は近くのシュタイナー学校の食堂でとりました。写真は校舎の一部。イギリス代表の話では、イギリスで初めて政府のお金でシュタイナー学校が建てられることになり、そのためにフィンランドのシュタイナー学校を見学に行ったそうです。


会議開始

2007-10-11 03:47:43 | 日々の記録
今日は朝食後すぐに話し合いがあり、午後まで続きました。3時過ぎには世界各地の参加者がほぼ全員そろい、会議がスタート。日本とフィンランドが報告を行い、幼稚園で子供たちが日本舞踊の扇子に触れている様子をDVDで見てもらいました。写真は宿舎兼会場の窓から外を見たところです。