前回の続きですが、嫉妬にたどり着く前のエピソードになります。。
入社当初は、あからさまないじめもあったし、無管理状態で「仕事」とは言えない状態でした。
当時がんばってくれていた人たちには申し訳ないけど、それが事実です。
ロスを減らす、ミスをなくす、人間関係を円滑にするために統制を図るの3本柱で改善していきました。
なぜ?ナゼ?何故?を繰り返し、原因を共有して理解してもらい、工程ごとに確認を怠らなければロスもミスも減らせます。
そこまでは順調に行くんです。
どん底にいたわけで、這い上がるだけだったし、それは誰かが指揮をとればできるんです。
指揮をとる人が諦めなければできるんです。
人間関係は、特にいじめは、いじめてる人に辞めてもらうしかありませんでした。
もちろんクビにはできません。
だから、ド直球で話をさせてもらいました。
「あなたの行っている行為は“いじめ”だよ。それじゃ、新人さんも育たないし、会社の未来がないよ。いじめをやめられるかい?」
いじめてる人って、いじめてる意識はないものです。
それでは困るから、あなたはいじめていると伝えなきゃいけません。
嫌な役ですよ、本当に。私だってそんなこと言いたくありません。
そんなこんなで、問題の根を取り続けた結果、業績は確実に上がりました。
仕事の工程を改善だとか、方法論だとか小手先の問題解決のフリでは何も変わらないんです。
問題の真ん中にあるのは「人」です。
ケンカもしましたし、上手くいく時ばかりではありませんでしたが、「人対人」でしっかり向き合って理解し合えました。
そうやって人を変えて、職場を変えて、そこに業績がついてきたのです。
さて、ここまでは成功の道のりとしてなかなか良いドラマなわけですが…それを良しとしない人たちが現れます。
つづく
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