なるはや研究所

弊社なるはやライフサポートの業務(便利屋)と農業と日常を綴る。
なるはや的な思考と行動を研究~ほぼ月刊~更新日は中旬?

初夏の除草からの夏野菜準備と、じゃがいもの栽培。

2020-05-11 | 便利屋→農作業代行+除草
こんな感じにやってます。

トラクターによる耕運と、
除草を兼ねた草の鋤き込みは、
便利屋としても請け負い可能です。
遠くだとトラクター運搬で、
かなりコスト高になるから、
地元のJAに依頼した方が安いです。
近場なら自走できるから、
JAのサービスと比較した場合、
どっこいどっこいの料金になります。
会員じゃないから依頼しづらい、
と思う人向けのサービスになります。

写真の説明↓
冬野菜の後に土を休ませていた畑は、
既にトラクターでの除草を終えて、
夏野菜の種まきと苗の植え付けを完了、
春野菜の収穫が終わった畑は今から、
トラクターの爪で土を引っ掻き回して、
一気に除草を完了させるところ。

まずはトラクターを耕うんモードにして、
浅く耕うんして草を根から抜いて薙ぎ倒し、
数日経ちその草が自然に枯れたら、
深く耕うんして枯れ草を土に鋤き込みます。

草は基本的には放置する主義だけれど、
種や苗を植える前には、
草を土の中に鋤き込んで緑肥として活用します。
初夏と初冬に毎回これをやるから、
野菜・果物の屑や果樹を剪定した枝に、
刈った草を混ぜたオリジナルの植物性堆肥と、
少量の腐葉土やピンポイント使用のバットグアノ、
酸度調整のために使用している、
蛎殻の粉末だけでも充分に土が肥えます。
化成肥料も厩肥も農薬も必要なくなる、
(作物の病気の原因は栄養不足以外だと主に、
化成肥料や厩肥や動物・魚類由来の堆肥に含まれる、
硝酸態窒素が細菌やウイルスを増やすから。)
魔法の肥料である天然の緑肥…つまり畑の雑草。
草を悪者にして草のない畑にしている農家には、
不可能とも言える手間要らずな自然農法です。

じゃがいもの収穫がもうすぐ終わります。
少し早くないのって?
早生品種が主体だから、5月上旬~中旬の収穫です。
晩生品種も少し植えていて、
まだ芋が若干小さめだけれど、一緒に収穫します。
一回リセットして夏野菜に切り替えますので。

初夏~初冬の間の草刈りは、
冬とは違い、野菜の周囲だけは行います。
草は土の温度と湿度と酸度を最適に保つ、
天然の土壌保全管理システム、
草の根は野菜を育てる天然の土壌改良材、
草の葉は野菜を守る天然の虫除けと、
(以前にも書きましたけれど、
虫にとっては野菜も草も等しく餌です。
草がなくなると当然のように野菜が狙われる、
草があれば対象が分散して野菜に集る虫が減る、
特にその野菜を好んでいる虫が好む雑草が、
近くも遠くもない場所…1m~2mの距離に、
群生していたらその虫からの被害は激減する。)
なので野菜に日陰を作らず、
野菜の栄養を奪う範囲だけ、
根は残して下の方は葉が残るように、
少し高めに刈っておくのがベストです。


但し、じゃがいもの場合に限り、
根元付近だけは、
じゃがいもの葉や茎に日陰を作らない程度の、
高さまでは草を残します。
理由は、土寄せの手間を省くためです。
土の表面から近いじゃがいもは、
日の光で緑色になるから、
(緑色になるとソラニンという毒素を含み、
食べられなくなってしまいます。)
土寄せをして土を厚く盛り、
それを防ぐのが一般的なのですけれど、
根元に草が沢山あるとその草の茎と葉の影で、
じゃがいもの実が緑色にならない、
土寄せしなくても安全で美味しい、
じゃがいもが沢山収穫できるのです。
(このやり方は私のオリジナル農法です。)