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幸せの出前

小さい幸せ こっそり出前中

「酒類鑑定官の手法によるきき酒講座」

2017-12-07 | 出前

全19種類の日本酒を どうきくのか

酒類鑑定官の手法を基に

きき酒の技法を学ぶ講座に参加した

あっという間に時間が過ぎたように感じられる

シビれる講座だった







様々な条件の違いが 香味や風味にどう影響するのか

それらは どのような科学的根拠に基づいているのか

そして それらの日本酒を如何にきくのか

ん〜 深い…



ここ数年 海外でも日本酒の人気は高まっている

「輸出額が☆年で★倍!」等々

よく耳にするようになった

この海外での日本酒の消費を

「情報の消費」と分析する見方もあって

私はこれを

「日本酒の普及にはストーリーが必要だ」と

勝手に解釈している



日本酒は

原料

造り

蔵元

それぞれに 想いやストーリーがある

そして そのストーリーが飲み手まで伝わっている

そういう銘柄は やはり人気があると感じている


これらのストーリーを

この講座では「物語性」と表現して

輸出拡大のキーワードと捉えていた


しかし 実はそれらはそれぞれの香味や風味の違いに

大きく影響するものではない

けれど 消費者の心理には多大な影響を与えている

銘柄(ブランド)を見て 美味しいと感じる人

ストーリー(情報)を聞いて 美味しいと思う人

飲んで 美味しいと思う人

飲み手も 様々である






講師の石川先生から授かった名言がある

「日本酒の声に耳を傾ける」

作り手がその酒に込めた想いを

「酒をきく」事を通して 探り きき当てる




残念ながら 私は

鼻も 舌も 敏感な方じゃない

きき酒が苦手

どんなお酒も 「美味しい」しか分からない

あとは「これ 好き」とか

でも この日の19種類のお酒には

19種類の美味しさがあった

これが 私なりの

造り手の想いの受けとめ方かな…と思っている


だってねぇ どれも美味しいじゃんねぇ〜(^_^)








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