見て 可笑しな事を思い出しました
20代前半 同期会で音楽の話になり
いつも明るい男子がしみじみと
「陽水はやっぱり凄いな 掃除機から
想像力働かせて あんなに
綺麗な曲を作るんだから」と言うので
どの曲の事を言っているのか尋ねると
「白い一日」という歌の歌い出しに 「真っ白な掃除機を~」ってあるだろうと
真顔で言うので 一同大爆笑しました
あれは掃除機じゃなくて陶磁器だよと
皆に言われ やっと気付いた様です
陽水は白い掃除機から想像を掻き立て
あんな美しい詩を作るなんて
ただ者ではないと感心したらしい
皆で 「兎追いしを美味しい」「赤い靴の
異人さんをひい祖父さん」「どんぐりころころ どんぶりこをどんぐりこ」等々
口々に古典的聞き間違えを並びたて
こんな聞き間違えなら理解出来るけれど
陶磁器を掃除機と聞き間違えるなんて
ただただ 皆で大爆笑しました
「白い一日」
真っ白な陶磁器を 眺めてはあきもせず
かといって触れもせず
そんな風に 君のまわりで
僕の一日が 過ぎてゆく
目の前の 紙くずは
古くさい手紙だし
・
・
今思うと 「紙くず」から掃除機に
結びついたのかとも思うのですが
掃除機を飽きもせず眺め 触れもしない
なんて変だと思わない君こそただ者じゃない
当時タモリさんの 空耳アワーが
放送されていたら
絶対投稿していたでしょう