ナニコレ珍百景風in浜松市

なんとも美味しそうな名前の交差点を見つけました

「小豆餅二丁目東」

「小豆餅（あずきもち）」ですよ

何？この交差点名


　　　　　　　　　　


どうやらこの地名、歴史的由来があるんです


詳しくは知りませんが…


戦国時代の「徳川家康の逸話」に由来する地名。

家康は、三方原の合戦で負けてしまい、
浜松城に逃げ帰りましたが、空腹に耐えかねて、
道端の茶屋で、「小豆餅」をほおばりました

そこへ…

武田軍が追ってきたので、小豆餅を食べていた家康は、
銭を払わず馬で逃げました

追いかけられているとは何も知らない茶屋の老婆は
「食い逃げ」と思い追いかけました。

その茶屋の辺りを「小豆餅」と呼ぶようになりました。


…というような言い伝えがあるとか


　　　　　　　　　　


歴史的とはいえ、食べ物が地名になるとは


山梨県で言えば…「ほうとう一丁目」？

名古屋で言えば…「きしめん１丁目」？


みたいなものかな


　　　　　　　　　　


実際、近所の和菓子屋さんでは「小豆餅」が売っています。

このお店の小豆餅はどんなものかというと、
あんころ餅に近いような感じ


当時のものと同じようなのか分かりませんが、
家康の状況、武田軍の追い上げ…
そんなことを想像し、歴史に思いを馳せるには
絶好の場所だと思いますよ




この交差点は…

静岡県浜松市中区にある「小豆餅２丁目東」交差点です