着物の小物専門店だった。「ご自由にお入り下さい♪」とあるので、自由に入った。
お店の名前が「彩小径」だけあって、色彩豊かな小物が並べられている。左奥にある草履はオーダーメイド。色を選べる。
帯など
帯締め
でも、今はなんといっても浴衣だろう。着付けはたったの500円!壁にぶら下がっているのは、子供用の帯。とてもカラフル。
私が気になったのは? この写真の真ん中にある、バッグだった。(地味やな〜)
着物一式が入るバッグ。6月にお茶の講座に参加したとき、京都駅近くの美容院で着付けをしてもらった。着物用のバッグがなくて困った。
生地は帆布。元々は、帆船に使われたくらいだから、丈夫だろう。草履を入れるポケットもある。
若い頃は、和服を含めて日本文化に全く興味がなかった。それでも結婚するときは、少なくとも、喪服などは持っていく時代だった。結婚前に、母が着物と長襦袢のたたみ方を教えてくれた。私は渋々習った。ひどい顔をしていたと思う。ところが、ガイドをするようになって、日本文化を勉強しなければならなくなった。旅行社に出した履歴書には「茶道、書道、着物文化などの日本文化に精通している」と書いた。ハッタリが過ぎます😅
これは羽織。友人からいただいた。外国人ゲストにあげるつもりだった。お茶を始めて「着物がな〜い」と訴えると、着物や帯などが集まってきた。箪笥に眠っている着物が日本中で出番を待っている。外国人にとって着物は長過ぎて扱いにくい。以前、アメリカ人のお客様に羽織をあげたら大変喜ばれた。ロングベストとしてオシャレに着こなした写真を送ってくれた。この羽織をあげる日はいつになるのか?