naokk

naokk/Kunstgewerbe のブログです
ドイツ、デュッセルドルフEller地区からのお便りとお店のご紹介

Eller地区散歩12

2021-01-30 01:46:43 | 狭い地域で




卵直売所からまたお城の裏手へ戻ると、こちらもお城の関係の建物か、古い建物が左手に見えてきます。奥は、前回の住宅群への門です。こちらは、EllerのHeimatmuseum(ハイマート ミュゼウム 郷土資料館)として使われています。Heimat Verein(ハイマート フェアアイン 郷土愛好家クラブ)という団体があり、通常は土曜日と日曜日に中に入ってEllerの歴史など、資料を見ることができます。近所の養蜂家のはちみつも販売しています。現在はもちろん入れませんが、散歩の途中に足を止めてみてくださいね。ときどきホビー作家さんの展示会も開かれます。私もここで、糸紡ぎ実演販売をさせていただいたこともあります。春になってまたイベントが再開されますように。

Eller地区散歩11

2021-01-28 02:02:36 | 狭い地域で





お城の裏手に出て少し行くと、養鶏場の直売所があります。デュッセルドルフに長く住んでいて、ここの卵を定期的に購入される方も居ます。Eller Mittteの市場のじゃがいも屋さんで売っているのはここの卵と思います。Bodenhaltung(ボーデンハルトゥング)とかFreilandhaltung(フライラントハルトゥング)と称して、平飼い卵です。

Eller地区散歩10

2021-01-23 21:35:08 | 狭い地域で



お散歩を続けて、お城の後ろ側に出ますと昔のお城の関係者のお宅なのか、素敵な一連の建物があります。こちらも一度大改修が行われましたが、その前はかなり長い期間空き家で心配したものです。今はこの雰囲気ですからすぐに借り手もついて良かったですが、高級になって以前住んでいた方々が戻って来られなかったかもしれないと思うと気の毒です。
散歩人が多いので、週末は鎌倉の住人と同様、あまり心が休まらないかもしれませんね。

Eller地区散歩9

2021-01-04 23:35:52 | 狭い地域で



1月4日の御用始め、とはいえやはりホームオフィスで新鮮さは特になしという方もいるでしょうか。会社は去年から週替わりで出社というところも多かったですが、今回できる限りの自宅勤務が奨励されています。仕事に行き詰まったときは、少し戸外に出て気分転換。デュッセルドルフでEller付近にお住まいの日本人はとても少ないですが、たまにはこちらにもお運びください。
ここでドイツ人を揶揄した有名なジョークを紹介します。(こちらに在住の方にはよく知られているのですでにご存知の方には失礼します。)

ある外国人がドイツ人に質問しました。
「雨が降ったら何をするの?」
ドイツ人答えて曰く。
「散歩だよ。雨の日の散歩は素敵だからね。」
外国人はさらに質問しました。
「それでは、雪が降ったら何をするの?」
ドイツ人は当たり前という顔で答えます。
「散歩だよ。雪の日の散歩はまたとても素晴らしいからね。」

これが全くジョークではないくらい確かにドイツ人は散歩が大好きです。これが夏場の湖などとなると大挙して人々が押し寄せてくる。それを見た日本人は何かイベントでもあるのかと思い、さっそく人々の向かう方向について行ってみました。ところがしばらくして、何故か人々の行く方向がまちまちなことに気が付きます。そしてどこにも到着しない。しばらくして、やっとこの人波がただの散歩だったことに気が付いて、なーんだ。

というわけで、私もEller城周辺の散歩。特におすすめの場所はお城の後ろ側のお堀添いの道や小さな橋からの眺めです。


Eller 地区散歩8

2021-01-03 01:19:18 | 狭い地域で


今日はお正月2日の土曜日で、今年はほとんどすべてが4日の月曜日から営業のようですが、やはり食料品と日用品のお店はにぎわっていました。市場も中日一日ですが、やはり営業していました。まだこの週末で、小さい規模で招いたり招かれたりがあるのでしょう。お花屋さんも営業が許されているらしく開いていました。

改修なったお城は大きくはありませんが、なかなかきれいなたたずまいを見せています。服飾デザイン単科大学が出たあとしばらくは、かなり荒れ果てた姿で心配したものです。やっと再開したけれど、また先行きは心配です。今年また室内楽のコンサートが開かれるようになったら、是非行きたいものです。秋ごろ毎年開催される、芸術家の市(Künstler Markt)や、不定期ですが中世の市(Mittelalter Markt)も是非是非戻ってきて欲しいですね。

Eller地区散歩7、お城の門

2021-01-01 01:53:59 | 狭い地域で


   
途中まだ寄り道があったのですが、やはり新年ということで Schloss Eller(シュロス エラー、エラー城)のご紹介。以前はドイツの記念物保護法の枠組みで服飾デザインの単科大学として使われていましたが、その後改修されコンサートや結婚式などに利用できる催事会場になりました。ここもコロナで定期的な催しがすべてキャンセルになっているはずです。でも庭は常に市民に無料で開放され、憩いの場になっております。うちから近いこともあり、私もここのお散歩は大好きです。

現在夕方6時過ぎ。気が付いてみたら日本ではすでに新年を迎えて日付が変わっていました。こちらはまだ一仕事してからカウントダウン。花火は禁止されたのですが、やはりあちこちからパーンと聞こえてきます。警察と秩序局のパトロールが巡回しております。おつかれさまです。皆さますこやかな新年をお過ごしください。