『新型コロナの感染者「3割が外国人」は事実誤認』って、それいいのか？

「新型コロナウイルスの感染者のうち3割が外国人」などといった情報がTwitterで広まっている。しかし、厚労省の統計では実際には日本人と外国人を区別しておらず、出回っている情報は事実誤認によるものだ。

（ハフポスト）

Twitterで『新型コロナウイルスの感染者のうち3割が外国人』という情報が出回っているのはこの記事で知った。

確かに厚生労働省サイトに毎日掲載される資料の中に『うち日本国籍の者○○人（これ以外に国籍確認中の者がいる）』と記載がある。

記事中にも『記述欄に国籍の情報を記入して送ってくる自治体もいるため、日本国籍と確認された場合のみ別個発表しているが、そもそも国籍別の集計は行なっていない。』とのことなので、この国籍不明者の中には多く日本人が含まれているのだろう。

だが、ちょっと待って。それは事実誤認で終わらせていい話なのか？

まず、直近数週間の情報を集計したら国籍不明は3割どころか7〜8割いる。

その中には当然本当に日本人でない人たちも含まれているんだろうし、だから『国籍の情報を記入して送ってくる自治体もいる』んじゃないのか？

日本国内の医療リソースは限られている中で、外国人の占める割合がどの程度増えているのか、あるいは減っているのかについては、医療制度を支えている国民に知らせるべき情報ではなかろうか？そして、日本人以外の感染者が増加しているのならば、その地域からの入国は拒否すべきという世論は至極まっとうだと思うがどうだろうか？

もちろん、感染拡大していない国からの入国者が不幸にも日本で感染してしまった場合はケアしてあげるべきだと思うが、その上でこれは邪推だが、自国の医療状況を鑑みて、感染した可能性があるのを承知で日本でお世話になろうと入ってくるような状況は本当に無いんだろうか？

そういう懸念を払拭するためにも「ネットの情報は事実誤認でした」ではなく、きちんとそこは精査して情報公開しろって話なんじゃないだろうか？

相変わらずマスコミってやつはピントがボケてる。