蒼幻閣 (goo)

林直樹のウエブサイト『蒼幻閣』のブログ版です。。。

ふき、それは春の心髄

2016-04-23 15:34:29 | 食・料理
「ふき」
それは春の心髄。
ということで春になったら一度は
ふき料理を作ろうと心がけている私ですが、
今年はすごい。
某自然野菜ショップにて
たっぷり入って180円の大きな束にチャレンジです。
ここ、なにかと規格外で、美味しいのに激安なのはありがたいのですが
ふきってそんなに買うと下処理が面倒・・・
と、思っていました。
要するに、表面の筋取りなんですが。
つーっと引っぱってもけっこう長いし、
気持ちはいいけど、時間はかかる、と。
しかし、ちょっとまて。
根元側から5センチほど、先にぐるりと一周スジを向いて、
最後にまとめて全部を一気にひっばったら、ムッチャ気持ちよくむける!!
なんだ、これだったら数があっても怖くないぞ、
というわけで、サクサクとすじを取りきって、
カツオ節を湧かして取ったダシで煮付けて、
みごと、春の料理の完成です・・・
と思ったら、食べてみると思いのほか、苦かった。
ほろ苦さが、害虫と戦う春の野菜っぽくていいといえばいいんだけど
ちょっと想定外に苦くなってしまった。
やはり素直に水につけてあく抜きしておけばよかったかな、と
自然野菜のパワーをなめていたことに反省しつつ
それでも、たっぷり、ふき料理。
ご飯にも、お酒にも~(*´∀`*)

私にも花粉が見える、見えるぞ

2016-02-27 15:32:28 | 日記
また、花粉を見てしまった・・・
方法としては、ふたつ目になるです。
何をバカなと?

最初に騒いだのはもう数年前、
目についた花粉が見える、というものでした。
だって、上手くピンとを調整すると
目についたホコリって見えるじゃないですか。
これは僕だけ? と子どものころは思っていたけど
ちゃんと「あずまんが大王」のネタに使われているのを見て、
みんなそうなんだと悟った次第。
それでも周囲の人に聞いてみると否定的だったので、
みんなが体験していることではないみたいですが。

しかし、今度はもっと明確にして科学的手法です。
ようするにカミオカンデと同じ。
深夜に自転車のLEDランプをつけたら、
風もなく何もないはずの夜の空気にきらっと光るものがある。
粒子は、横から光が当たっているところを
通り過ぎると光って見えるので
かなり小さなものでも肉眼で認識できるようになるっス。
これがけっこうたくさん確認できてあせった。
昨日まではなかったのに。
寒いし、風もないし、深夜なのに。
おそらく日中に山の方でまかれた花粉が、
北風に乗ってやってきて
深夜になり地表近くに降りそそいでいる、
という状況だったのだと思う。
ついに本格花粉シーズン到来です。
確かに体感的にもヤバイです。

野菜なう

2016-02-05 11:33:37 | 食・料理
久々に会った人から「ブログ更新してないよね」と言われてしまって
そういえば本家ホームページのサーバーが調子いいので
ずっとそちらに書いてばかりで、こっちはほったらかしでした、
すみません(_ _)

食べるということでいえば、
いささか年齢的なこともあるのかもしれないけれど
野菜がいいとおもうっすよ、
野菜なう。

というのも、ひとつ現実的な理由があって、
近くのショッピングモールに「産直」の店ができたんですね。
野菜に生産者のシールが貼ってあって、説明のポップなんかも立っている。
とくに「無農薬有機野菜だぜ」的なアピールはほとんどないんですが、
まあまあ、良心的に作られているっぽいものが並んでらっしゃる。
最初パッと見たところでは、農薬や化学肥料はそれなりに使ってい.
大きめに育った安い野菜たち、という感じだったから
店ができたからもしばらくはスルーしていたんですが、
買い始めてみると、これがっ!!

この店の大きな特徴は「既製品ではない」ということ。
サイズがばらばらなのです。
大きすぎたもの、小さすぎたもの。
でも、それはもともと自然なことであって、
なんでも同じ大きさのものばかり売っているスーパーの方が
奇妙なことだったりするんですよね。
だからスーパーのバイヤーに買ってもらうことはあきらめて
自家用に作っていたような野菜を、ここで安く売っている、
これがなかなかすばらしい本物の味だったりしたわけです。

流通には乗らないけど
おいしいから農家が自家用にで作り続けていたようなもの、
たとえば、にんじんに「ひとみ五寸」という品種があるんですね。
割れやすいから普通は出回らないものらしいけれど
これを天ぷらにしたら、激うま。
本気でビックリした。
ニンジンらしい品のいい甘みが凝縮していて
からっとした衣と素晴らしいハーモニー。
いままで食べていたニンジンはなんだったんだ、
って、感動の驚き体験してしまった。

おもえば、早春にブロッコリーが安く並び、
初夏にイチゴが並ぶ。
そういう自然の、自然なありようから運ばれてくる野菜は、
やっぱり、ひと味ちがうみたいです。


※本家ホームページはブログメニューの
 「ブックマーク」に登録してあります。
 そちらから飛べますのでよろ。


ガスレンジの苦悩

2014-07-30 06:14:11 | 放射能
ここは久しぶりの更新ですが
料理ネタを書きたくなくなる
悲しい出来事があったのだからしかたない。
ガスレンジという名の大人の欺瞞、
社会の歪み、人間の醜さ。

前のが古くなりすぎて買い換えが必須となり
結果的に中古で手に入れたんだけど、
なんと、左右のガスコンロが両方とも
火が勝手に弱くなりやがるざますよ。

法律で200度くらいに上限設定しなくちゃいけなくなったらしいんだけど
そんなもんじゃもちろん魚焼きの網は赤くならないし、
炒め物にはあまりにも弱すぎるし、
天ぷらだってからっと揚がらない。

もっと値段の高い機器には制限を解除するボタンが付いているらしいのだけど
それって金を払わないと料理すら自由にやらせてもらえないってことですか?
それが法律、メーカーにモンクをいってもダメ?
なんなんですかこの社会。
あまりにひどすぎて、笑えない。 
ネタにする気すらおきない。

しかも、制限の付いていない真ん中の魚焼きグリルですが、
これで魚を焼くと非常に不味い。
下からきっちり火が入らないから
下手な干し魚状態になっちゃう。
アジを焼いてみたけれど「もう二度と食いたくない」
というレベルの最低っぷり。

でも、ひとつ、技は発見したョ。
魚焼きグリルにアルミホイルを敷くのだ。
こうすると、なんでもけっこう美味しいみたい。
魚も、肉も、パンも、ピザも。
たぶん熱や水分が下の空間に逃げなくなるから。
毎回替えるのはメンドウだけど
十数センチ切って置くだけなので
資源的にも大きなことではないはず。

これでアジや手羽先は美味しく焼けるようになった。

でも、炒め物はやっばり、あきらめ状態。
野菜から汁が出て煮物になる覚悟で作るしかない。

おお、神よ。

・・・ていうか、おい、政治家よ、
なにやってんだ、アンタたちは。


【今日の教訓】
道具がダメだと
すべてダメ。
良い小説が書けないのもギターが下手なのも
全部ガスコンロのせいなのだ。
知ってましたか、この事実!!





放射線測定器がやってきた

2012-09-27 13:24:02 | 放射能
遅ればせながら、ついにうわさの『エアーカウンターS』を買ってしまった。
いわゆる簡易型放射線測定器。

簡易型とはいえ、311後に発売された初代から二代目になる改良型で、
個人所有のカウンターとしては最もポピュラーなもの。
アマゾンレビューも上々です。

まず心配した家の中は、0.05マイクロシーベルトでおよそ公的発表通りじゃった。
ちょっとほっとする。

何か強いものないかのぉ、と思って屋外のホコリがたまっている
窓の桟で測ってみたけど大差なし。

では、必殺「昨年の花粉シーズンに活躍した空気清浄機のフィルター」はどうじゃ?
(後々のために毎年交換してとって、おくことにしている)
0.28マイクロシーベルト、きたー!!

もちろん1マイクロを簡単に越える福島市にはかなわないし
屋内でも0.5マイクロくらいになってるという話はネットでよく聞くので
そんなに強いものではないけれど、しかし明らかな放射能汚染と言える数値でござる。

ちなみにこの機械は「鳴る」のだ。
ガイガーカウンターなら、放射線を受けると「ガリ」となるところですが
これは体温計みたいに「ぴ」と。
ガンマ線が飛び込むと「ぴ」と鳴るのでよくわかる。
これが濃いところだと「ぴぴぴぴぴぴぴ」と鳴るわけでしょう。

そんな場所を求めて少し探索してみます・・・

【今日の教訓】
この測定器って、なんだか科学特捜隊のハヤタ隊員が
ウルトラマンに変身するときに使っていた物にそっくりなカタチとサイズだけど
あの「ウルトラマンに変身するときに使っていたもの」の名前を
私は知らなかった。