

お正月気分も過ぎ、4日からお仕事始めの方も多かったのでは?私は暮れに受けた翻訳業務に四苦八苦の日々を過ごしています。本腰を入れて翻訳をと意気込んではいるのですが、調べ物が多くてなかなか捗らない毎日です。
さて、今回は暮れにテレビで観た映画「風と共に去りぬ」ついて投稿したいと思います。
主役であった世紀の美女ヴィヴィアン・リーは1967年にロンドンのアパートで静かに54歳の生涯を閉じたそうです。彼女が24歳で映画入りして丁度30年目でした。その三十年間、彼女は我儘な人生を生きて来ました。それは、1939年に封切られた「風と共に去りぬ」「Gone With The Wind]のスカーレット・オハラそのままだったとの事です。この映画は、マーガレット・ミッチェルの原作が大当たりしたのを機に、時の製作者デヴィッド・セルズニックが莫大な制作費を投じて作りました。レット・バトラー役には
原作者が大のファンであったクラーク・ゲーブルが選ばれました。私のアメリカホストファミリーのママ「Dorothy」も大のクラーク・ゲーブルファンだったのを覚えています。主役のスカーレットには候補者1500人の中から、ヴィヴィアン・リーが選ばれました。時を越えた現在でも、大ロマン映画として人気No.1となっています。
スカーレットはアシュレイに恋をし、アシュレイがメラニーと結婚すると、その反発としてチャールズと結婚。彼が戦死すると、財産目当てにフランクと再婚。フランクの死後はレット・バトラーと一緒になりますが、この結婚も結局は不幸になり、レットは去って行きます。この最後の名場面、「Tomorrow is another day]「明日という別の日があるわ」のセリフは大変有名です。
この名場面からのセリフからバトラーとの別れのシーンを英語で勉強してくださいね。




Gone With The Wind (風と共に去りぬ)
スカーレット: レット!何処へ行くの?
Scarlett: Rhett! Where are you going?
レット: 俺の故郷、チャールトンへ行く。
Rhett: I'm going to Charleston like where I belong.
スカーレット: お願い! 私を連れて行って!
Scarlett: Please! Take me with you!
レット: だめだ。ここのすべては終わったのだ。平和に(静かに)暮らしたい。どこかに魅力ある優雅な人生に残されたものがあるかどうかを探してみたいんだ。君は俺が何の事を言っているかわかるかい?
Rhett: No, I am through with everything here. I want peace. I want to see if somewhere there is something left to life of charm and grace. Do you know what I am talking about?
スカーレット: いいえ、私にわかるのは、貴方を愛しているってことだけよ。
Scarlett: No! I only know that I love you.
レット: それは、不幸な事だ。
Rhett: That's your misfortune.
スカーレット: レット、もし貴方が行ってしまったら、私は何処へ行けばいいの?私は何をすればいいの?
Scarlett: Rhett, if you go, where shall I go? What shall I do?
添付写真は1月18日、B採点時代のOB達と食事会


