伊豆(南豆のやま)

主に伊豆の山や静岡県内の山々を紹介。「静岡の百山」完登、「賀茂の百山」選定、「海抜0m~天城山~海抜0m」百登完登

青野山と鈴野山

2011年02月20日 07時17分19秒 | 南豆の山と岬

賀茂百山

登った山:浅間山(323.0m )寺の段(462m)青野山(545.0m)鈴野山(468.8m)
平成23年2月19日(土)曇り 単独  所要時間:7時間15分 距離:計測中

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青野地区三島神社8:07---浅間山8:48---寺の段9:34---42号鉄塔10:30---青野山10:59---45号鉄塔11:29

 ---480m高点12:51---鈴野峠13:08---反射板鉄塔13:22---鈴野山13:46---鈴野山より東南側沢へ14:30

---工事中の新道へ14:38---青野大師ダム14:48---三島神社へ15:22

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南伊豆町青野地区にある三島神社 とても立派だ。

三島神社裏より直登し浅間山の山神様へ、三角点は30mほど東側に設置されています。

ICチップを埋設してありました。 点名:浅間山 三等三角点 

浅間山頂上から東へ進み北東462m高点にある「寺の段」へ行くにはこのコルを通過します。取次の下りは滑るので要注意です。

地形図で見ると青野や下小野から破線の道が表記されていますが今は道はありません。

よく見ると昔ここには道があったんだなと分かる程度で木々が生い茂っています。そして寺の段へやってきました。

晴れていれば下田方面が箱庭のように見える場所です。尖がりは下田富士、右側は相の山でしょうか?

寺の段には共同アンテナが立っています。寺の段から北側へ進むと目の前が開け向こうの山側に反射板が立っています。

寺の段からは地形図とコンパスを頼りに進みます。この地点も左側へ進みたくなりますが右側方向が正解です。

各ピークには確りした尾根筋が発生しているので、コンパスを当て進行方向を定めます。

うっかりしていると明瞭な尾根筋へ入ってしまいますからご注意です。

先ほどの右側へ下ると鞍部となり、そこより80mほど急登すると42号鉄塔に辿り着きます。ここからは鉄塔の保守道が続き

山並みハイウエイとなります。

加増野から青野を結ぶ古の山道はすっかり忘れ去られていますが3体のお地蔵さまが当時を忍ばさせてくれます。

青野山に辿り着きました。

横たわっていた旧三角点を立て記念写真です。今日は富士山や南アルプスを見ることができません。

びっくりです!青野山すぐ傍まで加増野側から林道ができておりました。

正面中央の山が婆沙羅山その左上が長九郎山で右側は三方平でしょう。

陽が出ってきました。陽が当たると何故かホッとします。それでは45号鉄塔下でオムライスおむすびをいただきましょう。

ただ今サークルKではおにぎり全て百円セール中でした。

鈴野山方向は写真奥へ進んでいきます。

辿った山稜が見えています。途中から藪漕ぎをする尾根筋となりアップダウンが続きます。

大昭和製紙所有なんでしょうか?石柱の横に黄色いプラスチックの12mm角柱が町境界線に打ち込まれていました。

登り上がったり下ったり起伏が激しくピーク上は支尾根が発生しておりコンパスで鈴野山方向を大雑把に確認しながら進みます。

青野山から45号鉄塔過ぎたあたりまでは確りとしていますが、途中より藪となり不明瞭がましていきます。以前はこの手前で

時間切れで撤退を余儀なくされました。

鈴野峠手前はご覧のように丸太で階段が作られていました。

今降りてきた山容を峠より望む。杉、桧の茶褐色な正体は花粉なのでしょうか?

鈴野峠です。このお地蔵様裏を登り上がって行きます。

登り上がると青野大師ダムを見下ろせる場所に出ます。

反射板から暗沢山(520.3m)を望む。

こんな感じの尾根筋、鈴野山への変針点は尾根が不明瞭なので注意が必要です。

やってきました鈴野山へ、以前と比べ頂が開け明るいです。

Yさんの山名板が新しく設置されていました。(ICチップを埋め込済み)

鈴野山で小休止し東南方向の杉植林地を一直線に下りこの沢に出ました。塩が噴き出た顔を洗顔しました。スッキリ!

沢を越えると山道に出合い、すんなりと工事中の車道へ辿り着きました。

そして青野大師ダムへ

奥右側の山が朝出発した「浅間山」です。

そして深山青野の山並みを 周回し三島神社へ無事帰還しました。     完

 

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8 コメント

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そろそろ花粉の時期ですね。 (kabuki)
2011-02-20 19:23:54
青野山と鈴野山は侘びた雰囲気の、落ち着いた山という印象を受けました。

私は高校時代、埼玉の山中の寮で3年間を過ごしました。
杉林でしたので、風が吹くと黄色い花粉が霧のように回りを包み込みます。でも、私を含めた寮生全員が花粉症にならなかったのが、いまでも不思議に思います。

春の伊豆の山は、花粉が凄そうですね。でも、そのおかげで木々が育つのでしょうか。
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TripMate 850の実力 (kawa)
2011-02-20 21:07:08
TripMate 850のトラックデーターのUPは何時かと思っていたのでした。
するとしっかり歩行ルートを捕らえたログで寒心いたしました。
私のGPSはガーミン社のGeko201と言う旧式の機種で
感度が良くないため森や谷では切れたり飛んでしまったりで、、

最近、里山はあまり行ってません。
ブログから楽しさが伝わってきて刺激されてしまいました。
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魅力十分の古道 (inatoridayori)
2011-02-20 23:20:08
神社から始まって、お地蔵様が迎えてくれる古道、行ってみたい。お写真を見る限り私でも歩けそう。でも、わかってます、落とし穴があることが。
なにしろ、GPSも三種の神器も持ち合わせていないのですから。
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峠と地蔵様 (ねこ山)
2011-02-21 12:02:21
お疲れさまでした!
いくつもの峠を訪ねることのできるいいルートですね。
昔の村人達が往来した当時の姿を思い浮かべて、楽しみました。
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 (M)
2011-02-21 12:59:51
kabukiさん
私も幸い花粉症ではありませんが、花粉症の人たちは春先は辛いことと思います。
植林地の山肌を見ると褐色色に染まっているので風の強い日は山行きは避けようと思っています。

kawaさん
TripMate 850は感度が良いそうで横にしても下側に向けてもログが取れていました。
ただまだ分からない事だらけでグーグルアースからのコピーも分かりません。
そのほか機能がたくさんあるのでしょうが、取説のフローチャートだけではよく分かりません。ぼちぼち極めていこうと思います。
ややバッテリ消費が早いような気がします。
グーグルアースへログをアップするとき地球が回りだし歩いた場所が表記されるのがとてもハイテクだなと感じます。
深山青野地区の里山歩きは充実していました。
このコースは意外と難しく中の上でしょうか。
鈴野峠手前は踏み跡がはっきりしているので道なりに進みますが、ふみ跡がなかったら結構難しいかもです。
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藪漕ぎの面白さ (M)
2011-02-21 20:39:08
inatoridayoriさん
初めて青野地区の山を歩いた時、寺の段を過ぎ①方向へ入りそうになり②では赤点線方向へ下ったりしてロスし、
青野山から45号鉄塔は保守道がありすんなり辿り着きましたが、その先はかなり不明瞭で③地点で時間切れとなり沢筋を下ったことがありました。
リベンジで④~⑤へ登り2回目にして鈴野山へ辿り着くことができたのです。
沢山のピークがありそこから発生する支尾根があるので厄介ですが面白いコースでもありますよ。

ねこ山さん
帰ってきてからねこ山さんの
http://kodou.lolipop.jp/mabuishi-1.htm
http://kodou.lolipop.jp/mabuishi-2.htm
http://kodou.lolipop.jp/mabuishi-3.htm
みました。当時は中央のお地蔵様のお顔がなかったんですね。
無くなったお顔を誰かさんが修復してくださった。色々な方がおられますね。合掌
今回左の目が赤くものもらいぽかったので枝で取り除いてやりました。
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あ・・・・・っ (らいおん)
2011-03-09 21:15:20
林道情報・・・・・、ありがとうございます(笑)。
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伐採 (M)
2011-03-10 21:01:27
青野山から下ると道があったので
びっくり!でした。

らいおんさん、早速いってきましたか?・・・

捨てられた三角点を拾ってこようかなどとも
思ったりして
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