出産体験記その1の続きです。
病院へ向かうことになり準備をしていると、
なんだか…急にレベルアップした痛みが
外は、冷たい冷たい雨。
夫が車を走らせる。
途端、なにこれー!今までの痛みはなんだったんじゃー!
ってのが襲いはじめる。車の振動が堪えるったらありゃしない!!
夫も早く着く道を選んで走ってくれてたんだけどさ、
よりによって工事中のでこぼこ道に入っちゃったり
まあそれでも謝る夫に「ぜったい許さない」と冗談かます元気はありました。
助手席の座席を倒し、体を横にして、腰は浮かせてひたすら耐える。
時計を見ると痛みの間隔は5分位になっていた。
…急に不安が襲ってくる
破水までして、病院までは遠いし、こんなに痛いし、
私のあかちゃんは無事なのかよー!!
ああ私がバカでしたさっさと病院に電話しとけばよかったのに~
たまに感じる胎動にほっとしながらもひたすら痛みと戦う。
ソフロロジーで役に立ったのは、
「あかちゃんに酸素を送るんだ!フーーーー!」
「呼吸を5回すれば痛みは終わる!」(陣痛は50秒という知識があったため)
ってところか。まあまあ冷静ではありました。
車のフロントガラスに当たる雨はみぞれになって、
出発から一時間少しで病院到着。
もはや自分で歩けない状態で、夫に救急受付をしてもらい、病棟までは車椅子移動
超恥ずかしいんですけどと思いながらもどうすることもできない私。
陣痛室に通され、体重や血圧を測られたり着替えさせられたりしたが、
痛みの間隔が1~2分くらいになっていて半拷問気分
そんな私の様子を見てか、助産師さんが子宮口を測ってみると3センチ。
これで3センチなのか!序の口なのか!嘘だろ!もうぜったい出産なんかしない!と思ったよ
と、まだまだこのベッドで耐え忍ぶのか…と恐怖におののいていたところ、
早々に分娩室に移動させられた。
え!もう!?
分娩室への移動のタイミング自体、分からないのだが、
とにかく「分娩」ってネーミングからしてなんかもうスゴイのかと思って、
ちょっと興奮する私。
…赤子が暴れだしましたので、残りは後日書きます。