先日、
「思春期に砂糖をとりすぎると精神疾患を発症するリスクの一つになる可能性がある」
という記事が出ていました。
統合失調症*1や双極性障害*2といった精神疾患はは若い年代で多く、
遺伝や環境が重なって発症する、と考えられていましたが、
砂糖のたっぷり入った清涼飲料水を多量に飲む人にも
その傾向があるようです。
亡くなった精神疾患を持つ患者さんの脳を調べたところ、
脳の毛細血管に炎症がおこっていたそうです。
グルコースを取り込んだことで、脳の神経細胞に栄養がいきわたらずに
精神疾患を発症している可能性があるそうですよ。
特に若いお子様の砂糖のとりすぎには気をつけたいですね。
*1統合失調症:
脳のさまざまな働きをまとめることが難しくなる病気。
幻覚や妄想、気分が落ち込んでやる気がでない等の症状があわれる。
*2双極性障害(躁うつ病):
躁状態(テンションがあがり活発に行動する)とうつ状態(気分が落ち込み無気力になる)を
繰り返す病気。うつ病とは別の病気。