直列☆ちょこれいつ

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中華タブレット i7 GF12 でできたことなど

2013年08月08日 | ちょこのひとかけ


中華タブレット i7 GF12の設定などが終わりました。
わたしのてこずった部分などを備忘録的に書いておきます。

●できなかったこと

・os2.2からのアップデート

基本的にandroidゲームはos2.3以降に対応しているので
高性能ゲームはできないと考えるべきです。

androidはOSが貧弱で出来売りなので、
汎用性のあるOSアップデートファイルというものが存在しません。
個別メーカーが自分の端末向けに個別でアップデートファイルを
作らない限り、アップデートされない仕様です。
windowsと同じ感覚で考えると痛い目を見ます。

・有線LAN接続

USB-LANコネクタというものが世界にはありますが、
対応はandroid4.0以降なのでこの端末では使えません。

・PCにアプリをダウンロード

windowsと違い、androidはアプリケーション(apk)を
外部メディアにPCでダウンロードしてから移植して
使用するということがほぼできません。
使用する端末で、使用する端末が
そのアプリに対応しているとgoogleに許可をいただいてからでないと
ダウンロードさせてもらえないという
google様のごきげん伺いが必須なシステムです。

外部メディアに刺して実行すればインストール可能なアプリでも、
直接ダウンロードしようとすると、google様のごきげんをひとつでも
損なう構成にしていたらダウンロードさせてもらえないということが
しばしばあるので、アプリがらみではいちいちいらつきます。

SIMがささっている端末なら、直接インストールの許可が出やすいそうですけど。


・AOSSスイッチによる接続

AOSSアプリをダウンロードしても、
この機種ではまともに動作してくれません。

・power ampのインストール

動画を見てみようと、お勧めのアプリを入れようとしましたが
この機種ではインストールできませんでした。

・perfect viewer でのカラー表示

画像を見るためのアプリです。
そのほかの画像アプリでも報告を見かけましたが
この機種ではなぜかカラー画像の表示がおかしくなるようです。
RGBでRのチャンネルを非表示にしたような、
減色されたような画像になります。
白黒画像ならおそらく平気だとは思います。

・2本指でのズーム

最近のスマートフォンでは見たい部分に指を二本当てて
開くとズームになりますが、あれができません。
押圧感知の上、一箇所しか反応しません。
意外と不便でした。
タッチ感度はニンテンドーDSの方が上です。

・電話

携帯電話端末ではないので、もちろんできません。

・きれいな画像録画

カメラはイン側にしかついていません。
ディスプレイを見ながら写真を撮るなどの用途には
まったく向かないと思います。


●できたこと

・google playの入手

android端末は、OSからアプリから、すべてgoogleに支配されていると
言っても過言ではありません。
基本的にはgoogle関係にIDをとらないと何も始まりません。

この機種は、そのgoogle playは最初は入っていません。
google playアプリをgoogle playからダウンロードすることもできません。

ですが、google playアプリをそこらへんから拾ってきて
インストールすることで、google playを利用することはできるようになります。

・google playでのアプリ入手

androidのアプリをおとそうとすると、
google playというサイトにたいていとばされます。
いったんgoogle playに入れるようになると、
いくつかはダウンロードできました。

ただ、元が中華タブレットのせいなのか、
osのバージョンが低いからなのか、ダウンロードできるものは
かなり限られています。

・有線USBキーボードの接続

下に大きなUSBの穴があるので、ふとUSBキーボードをさしてみたら
だいぶ機能は制限されますが、文字を打ち込む程度はできました。
無線LANのセキュリティキーを入れるなどは
キーボードを使うとかなりらくになりました。

・無線LANの接続

AOSSボタンからの認証はうまくいきませんでしたが、
家の無線LANポイントへは接続させることができました。
PCを解さなくても使える、スタンドアローンの無線LANルータがあれば
ネットを見るのには使えそうです。

・ネットの閲覧

無線LANにさえつなげばネットは一応できます。
ただし、ブラウザのせいなのか、機体の処理速度のせいなのか、
高速回線でもページを開くのがものすごく遅いです。
電話線とモデムで、ピーガーガリガリガリピコンピコンで
通信していたあの頃を思い出しました。

・フォント置き換え

windowsでは簡単にできる管理者権限モードですが、
androidではrootといい、いったんとったらもう修理にも出せなくなるくらいの
クラッキング的要素を含んだものだそうです。
androidはくだらないです。

そのrootで入って、フォントを置き換えることもできました。
直とか板とか海とかの文字が、プリインストールのフォントでは
うさんくさい表示の文字になります。


●必要だった費用

・本体
・microSDカード 600円
・無線LANルータ 2000円


●まとめ

スマートフォンから電話やGPSを抜いて、
サイズを大きくしたようなものです。

旅行先のビジネスホテルで、寝る前の時間つぶしに動画を見るとか
ネットを見るとか、帰りまでにちょっと寄れる観光名所を調べるとか
地元の食べ物を調べるとかの、簡単な時間つぶしには使えそうです。

PCを小型にしたタブレットPCではありません。
メモ帳をさっと作って打ち込むとか、マウスでさっと操作するとか、
PCで出来ることはほぼ出来ません。
できることを制限して、ひとつひとつのことをアプリ化したものを
まとめた秘密道具的な機械と考えたほうがいいです。
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