ごはんはおいしいですが、ご飯ばっかり食べていても
飽きが来ることを発見しました。
ごはんでさえそうなので、もともとそれほど
飲むものでなかったお茶はそうそうに飽きがきます。
一日に一杯程度飲むのなら長く飲めますが、
量が増えるにしたがって、飽きゲージが伸びていくのを感じます。
というところでお茶棚をあさってみたところ、
賞味期限はとっくに過ぎているものの、
まだ手付かずで真空パックも開けていないウーロン茶を見つけました。
外側を見てみると日本語ではない文字が書かれているので、
誰かの海外旅行のお土産なのかもしれません。
個人的にウーロン茶は、昔家にあったのを飲んだとたん
トイレにこもるはめになったので、何かそういう成分が
入っている気がして苦手な飲み物でした。
でももうほかのものもないし、飽きたので封を切ってみました。
と。中から出てきたのは、粉々になったお茶っ葉ではなく、
くしゃくしゃに丸まったようなものでした。
こんなのだったかなあとお湯を入れて飲んでみたところ、
別にむわっとした嫌なにおいがあるわけでもなく、
お茶の中にはこういうのもあるなあと思わせる、
ごく普通のお茶でした。
ほかの人は飲まないので、わたしが全部飲むことになりましたが、
飲んでいる間は特におなかを壊すこともなく、
普通に、どちらかといえばおいしく、飲むことができました。
……かつてわたしが飲んだ、ウーロン茶と思っていたものは何だったのでしょうか。