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直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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半夏生とタコの関係

2023年07月02日 | ちょこのひとかけ
半夏生です。
この日になぜ、タコを食べると言われているかごぞんじでしょうか。


ご存知ない、あるいはインチキ譚にまとわされている方に解説です。

まず、『タコおやじ』というののしり語が
何を意味しているか述べてみてください。

次に、駅名の『半家』はどう読むか、
答えてください。

そして、『青春』の次の季節は何か
述べてみてください。


これらを踏まえれば、タコを食べる意味がわかります。

では、答えです。

『タコおやじ』は、禿げている親父。
加えて、赤くなるというのもあります。

『半家』はこれで『ハゲ』。

『青春』の次の季節は『朱夏(赤夏)』です。



半夏生の『半夏』は
『半家』を『ハゲ』と読むように
『半夏』=『ハゲ』と読めます。

『夏』の色は何かといえば、
『朱夏(赤夏)』を見てわかるように
『朱(赤)』しかありません。

では、夏にふさわしい、赤くてハゲたものと言えば?

……タコしかないでしょう。
だから、タコを食べるのです。

加えてタコの足は八本。
八のゲソを持っています。
『はちゲソ』です。
『半夏生』は『はんげそー』です。
さらにかかって縁起のよさ、ドン! です。


日本では戦国時代には、
昆布を食べれば戦に勝ててよろこんぶ!
かちぐり食って勝ち拾う!
とかやってる言葉と民族です。
現代だってトンカツで試験にカツ! とか
やってる人がいるでしょう。
それと同じ。

「半夏生に八ゲソのハゲで赤いタコ食っちゃう!
 うーん縁起いい! いいことありそっ!」

というだけの話です。

あとは、還暦に赤いちゃんちゃんこを着るのと似た概念で、
折り返しの日に赤いものを、という感覚もあったのかもしれません。
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