ジャンルはサバイバルものでしょうか。
悪者の大ボスが逮捕されると、その口から
不正なつながりがばれるのを恐れた警官たちが、
大ボスを殺そうと動き始めます。
大ボスを乗せた囚人護送車は移転間際の警察署に
誘導され、そこで大ボスを殺す計画でしたが、
警察署には最後を見届けるため
残っていた警官4人がいました。
主役はその中の一人で、署長かなにかの男性です。
乗り込んでくる悪徳警官に警官一人が殺されると、
どうにかしようと考えます。敵は大勢だったので
主役は囚人達に武器をもたせ、抵抗を試みます。
警官と囚人でごたごたしながらも、
それなりに攻撃をしのぎます。
最後は警官の一人である老人が実は裏切り者で
主役達は殺されそうになりますがどうにか脱出。
マフィアの大ボスの手助けもあって、
悪徳警官のボスと一騎打ちになり、勝利します。
主役は大ボスに、いつか捕まえるといい、
そこでは見逃したのでした。
……というお話です。
大筋で見ると、だれが生き残り、
死ぬ人間はどうやって死ぬのか、という
惨殺モノ+サバイバルモノのような雰囲気です。
死ぬシーンはそこを大写しにしてはいないので
純粋な惨殺モノではないかもしれませんが、
結構無残に殺されます。
基本は頭からいろんなものを撒き散らせながら殺されます。
最後に生き残るのは主役ともう一人の女性警官、
囚人の大ボスぐらいでした。
囚人に武器を持たせて協力させる、というのは
ぎりぎりな感じでどうかと思うのですが、
基本的には協力して事にあたるので、
どこかしらさわやかさを感じさせて、
現実問題ではどうかしりませんが、
映画として見ている分にはよかったです。
オチもだいたい予想の範囲内でしたが、
意外と悪くはありませんでした。