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直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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振ってつくライト

2014年09月18日 | ちょこのひとかけ


コンデンサを見て思い出したのが振ってつくライト。
ということでコンデンサについて調べたあと、
振ってつくライトについてなんとなく考えていました。

ひとつ見つけた回路図だと、コイルにつながる部分に
整流用ダイオードを入れて、そこから蓄電用のコンデンサにつないでいました。
なぜそこに整流用ダイオードが入るのかは、たぶんわかります。

コイルに磁石を抜き出しすると、入れたときは押す電流
抜くときは引く電流が発生して、おそらく電流が交流になるからでしょう。
整流用ダイオードはおそらく弁のような働きをし、
押す電流は通し、引く電流は通さないようにして、
コンデンサに逆向きの電流が流れないようにしているのです。

という感じに考えたまま調べていたら、
整流用ダイオードは交流を直流にするものだと書いてありました。
交流の下側を切って上側だけにしたら、それも直流なのかと
なんだか目の覚めるような発見でした。

それはさておいて、回路の部品です。
逆向きの電流が嫌いなコンデンサに対し、
順方向の電流しか与えない、整流用ダイオードを回路に入れるのはわかります。
でも、LEDは電圧と電流がシビアだったはずです。
なのになぜ、電圧と電流を整える部品を入れていないのかがわかりません。

コイルに磁石を通して発生する電気は、
LEDがちょうど点灯する電流と電圧になる原理があるのでしょうか?
それとも、その電気をコンデンサに蓄えることで、
ちょうどLEDが点灯する電圧と電流になるのでしょうか。
なかなか不思議です。

それにしても、手で振ったらライトがつくなんて、
ものすごい装置を考えた人がいるものだとしみじみ考えていたら、
実は自転車のライトが、何十年も昔から
すでに同じ仕組みで光っていたのだと今日知って驚きました。

あの形をすこし変え、中にコンデンサを入れて蓄電できるようにしたのが、
手で振ってつくライトだったのです。
ずっと自転車を濃いでも、そんな不思議が入っているなんて
まったく気づきませんでした。

そう考えると、ペダルが重くならない自転車ライトの仕組みも
なんとなくわかった気がします。
たとえば車輪に磁石をつけて、磁石が通過するところにコイルを巻いておけば、
物理的にこするのとは違ってほぼ同じペダルの重さのまま、
電気を発生させることができるのでしょう。

もしくは自転車のライトの形を変え、
前輪の車軸を磁石で覆い、そのすぐ外の回転部にコイルを巻いておけば、
普通にこいで前輪が回転するだけでものすごい発電をするはずです。

くわしい仕様や仕組みはまったくわかりませんが、
概念がわかると世界の見え方が変わっておもしろいです。
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