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直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

にんげん

2011年03月16日 | ちょこのひとかけ


自然に対して人間はあまりにも無力です。
でも、人工物にたいしてでさえ、人間は無力すぎました。

なんだかもうここ何日かは、何にもする気が起きません。
次の地震がいつおきるかもわからないし、
東京でもひどくなるものかもしれません。
それがもうただただ恐ろしくて、地震におびえながら
16時間起きて、8時間寝るだけの生活です。

テレビも地震ばっかりなので、録画デッキやなにから、
パソコンの電源などもすべて落としてから寝ようとすると、
周りが大変静かになっているのに気づきました。
余計なものに使っていないと、
こんなにも音がないものだったんですねえ。

という日を送ってみると、意外と個人宅に必要な電気なんて
そんなにないのではないかという気もしてきました。
むかし、原子力発電所かなにかのニュースをみたとき、
原発がなかったら、戦前か戦後すぐか、
それくらいの電力消費量しかまかなえないと言っていました。
そんな生活ができますか? できないでしょう?
とも言っていましたが、いまならわたしはできると思います。

したいかしたくないかで言われれば、
それはそんなのしたくないです。
でも、いざこうして電力供給断が起こってみると、
やるしかない状態にならざるをえないわけです。
もう、いっそ、「原発を使わないために発電量は下がります。
それでやってください」
とでも言ってくれたほうがすっきりします。

原発が壊れて放射能でも漏れ出したら、
その影響なんて何万年単位で続くようなものらしいのに、
そんな自分たちだけで尻拭いもできないような技術は
使うべきではないと思えました。
どう考えても手に余る、オーバーテクノロジーです。

運動する機械は、制動機がまともに機能してこそ、機械でしょう。
あんな、いったん動かしたらきちんと止めるまでに
四か月くらいかかるらしいもの、まともな機械ではありません。
すごい馬力を持っていて、すごいスピードが出る車でも、
ブレーキを踏んでから4キロも惰性走行するとしたら、
あぶなくて使えたものではないことくらい、
簡単にわかるでしょうに。

たとえ生活レベルが一段階下がるとしても、
便利さのレベルが何段か下がろうとも、
あんな制御のできないシステムを使うのは、
もう本当にやめてほしいです。

世界はとにかく恐ろしくてたまりません。
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