さてさて。職場の人とバトルなんかしちゃう日々です。
地位だけ偉くて人間性にはなんの偉みもない人が言いました。
「オレのターン!
マジックカード『職場の横暴』発動!
このカードは職場の人間を就業規則に関係なく
週六日で馬車馬のように働かすぜ!
さらに手札からマジックカード
『終わらない悪夢』追加発動!
これは『職場の横暴』が場にあるときに使用でき、
日々の就労時間を四分の一ずつ延長する!」
『な、なんだと……!』 唖然とするわたし。
「ふはははは! これでおまえのライフポイントは0だ!」
『くそ……ッ!』
「おっと、おねんねするのはまだはやいぜ。
マジックカード『死者への鞭』!
これはデッキからカードを引き、
それが仕事カードである限り休ませることなく
働かせることができる!
ドロー! 仕事カード!
ドロー! 仕事カード!
ドロー! 仕事カード!
ドロー! 仕事カード!
ドロー! 仕事カード!
ドロー! 仕事カード!
ドロー! 仕事カード! 」
という感じで働かされ続けるきょうび。
もうやめて、と止めてくれる人はいません。
もう本気で辞めたいです。
そこで帰ってから友達に言うと、叫ばれました。
「おいオメー、この前からうるせえぞ
『もう辞める』『もう辞める』ってよォ~。
どういうつもりだテメー。
そういう言葉はオレたちの世界にはねーんだぜ……
そんな弱虫の使う言葉はな……。
『もう辞める』
そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜならオレやオレたちの仲間は
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に次職決めちまって転職はもうすでに終わってるからだッ!
だから使ったことがねェーーーッッ!
オマエもそうなるよなァ~、俺たちの仲間なら。
……わかるか? オレの言ってる事……。え?
『もう辞めた』なら 使ってもいいッ!」
友達は転職ギャングでした。
うそです。元ネタを探すのにちょっと苦労しました。
(52巻 p96)
転職活動はぼちぼちやっていますが
帰ってくるだけでへとへとで探す時間はほとんどないし。
探したところで帰って おまえなんかいらないメール を見ると
ほんとうに疲れきって次の一歩を踏み出す気すらもがれます。
♪神様助けにきて! くるしくてもういやだ!
逃げ出したいけど それはできない~
でも最近、『できるよね?』と考え始めている自分がいて
嫌な感じです。