直列☆ちょこれいつ

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イラスト:似顔絵 ジャン・レノ線画

2012年05月13日 | イラスト(他・趣味)


また似顔絵を描きました。

◆◆画像12-05-13◆◆



何枚か描いてきて、ようやく『わたしの似顔絵』のこつと
いうものが見え始めてきました。

そこにいたって考えてみると、なんのことはなく、
結局は赤ちゃんの認識と同じでした。
すなわち、目・鼻・輪郭です。

それを確実にとらえて、どう絵に落とすかさえ確立してしまえば、
それだけであとは自分の絵の匂いをまぜるだけで
自分なりの似顔絵になるのだと思います。

わたしが似顔絵が描けなかったのは、
そもそも鼻は小鼻の影だけ、目はタテ線だけ、
あごはつぶれたホームベース型という定型で、
完全にかけ離れていたからだったようです。

そんな感じなので、今でもまだ目が描けません。
目のたるみやまぶたの重そうな感じなど、
目の表情をうまくつけられれば、もっと似せられそうです。
美人の女性ははつらつとするように描けばいいので気楽ですが、
男性で似たようにすると、女性っぽくなるというか
変な若さと輝きが出てしまうので、
目のハイライトは抑え目にしたほうがいいようです。
なぜかはわかりませんけれど。

鼻も、イラストのかわいい絵なら出さないほうが
バランスがよくなり、かわいくなりますが、
似顔絵にする場合は、実線でがっちりと
描いてしまったほうがわたしにはいいみたいです。

似顔絵を描くようになって、漫画でも年齢の描き分けには
注意するようにしてみたところ、こどもから老人になるに従い、
鼻がはっきりと描かれるきらいがあるように感じました。
これもなぜだか知りませんが、鼻の輪郭を描かないと
若く見えるのかもしれません。

結局のところ、絵のもっとも根本は、
『見えるものを見えるまま描く』ということだと強く感じました。
けれど、そこが一番難しいです。
その土台ができていないので、うわべだけで建てたわたしの建物、
わたしの絵はぐらぐらですかすかなのでしょう。

絵の道もまた、遠いです。
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