キリスト教もいろいろ改変され枝分かれされたので
全部が全部ではありませんが、ざっくばらんにまとめると
現在のキリスト教と仏教は以下のように書けます。
・キリスト教……奴隷(化)の宗教
・仏教……………主人(化)の宗教
キリスト教は、人を罪でしばります。
キリスト教の大義は、
「信者よ、おまえらは罪人だ。
神(神の名をかたる教会の権力者)の言うことに従わないと
おまえらは地獄行きだよ? 怖いだろ?
おまえらは考えるのをやめて、神の名をかたる教会の権力者の
いうことに盲目的に従う奴隷になっていればいいんだ。
それがお前たちの幸せなんだよ」
というようなことを説きます。
これで支配権は、国の支配者から、
教会の主に移ってしまうので
旧日本の支配者は、キリスト教を弾圧したわけです。
基本的にキリスト教は人を奴隷にする宗教です。
一方、日本仏教はかなり自由です。
仏教の大義は、
「人の主体は自分。自分自身もまぼろしかもしれないけど、
思うとき、自分はそこにいるんだ。
だから自分を生かし、人を生かすように、無理なくがんばってみようよ。
なーに、失敗したって平気さ。そのときはお釈迦様が救ってくれるよ!」
というようなことを説きます。
権力者がどこかにいても矛盾はせず、
その権力者に対してひよってもさしたる問題にはなりません。
おそらく初期キリスト教は今とはまったく違ったことを
伝えていたはずだと思いますが、向こうの人は
異教徒は殺しても罪にならず、むしろ正しく清らかな行い、
みたいな観念がありそうなのでよくわかりませんけれど。