テラフォーミングというものをごぞんじでしょうか。
ある環境に間借りさせてもらう際、
自分たちをそこに合わせるのではなく、
環境をぶち壊して自分たちに合うように作り変える、
というような概念・行為です。
この起こりは日本の飛鳥時代にまでさかのぼります。
かつて日本では神道が力を持っていました。
しかし神道はお告げや精神系の救済が主だったため、
肉体の治療技術、仏像などの偶像崇拝術、
権力への侵食技術をもった仏教が大陸から入ってくると、
簡単に力を奪われていきました。
そうして広がっていった仏教は、
各地で信者、土地、権力を集めてゆき、
神道の地、神社も侵食しはじめます。
神社に間借りするのではなく、神社を変造し、
自分たちの都合のいいように作り変えていったのです。
これを、(神社の)『寺・法院化(てらほういんげ)』
と言います。
これによって現れたのが、いわゆる神宮寺です。
神宮の中に寺があるという形です。
これは明治期の神仏分離命令が出るまで
長いこと続きました。
これを踏まえ、このような行為を宇宙で行おうとしているのが、
現在、世界的な言葉となった『テラフォーミング』。
その言葉の元は、神宮寺を作った
『寺・法院化(てらほういんげ)』であることは
ほとんど知られていないようです。
参照:民明書房『仏教は侵食する』上名木 八代 著
ある環境に間借りさせてもらう際、
自分たちをそこに合わせるのではなく、
環境をぶち壊して自分たちに合うように作り変える、
というような概念・行為です。
この起こりは日本の飛鳥時代にまでさかのぼります。
かつて日本では神道が力を持っていました。
しかし神道はお告げや精神系の救済が主だったため、
肉体の治療技術、仏像などの偶像崇拝術、
権力への侵食技術をもった仏教が大陸から入ってくると、
簡単に力を奪われていきました。
そうして広がっていった仏教は、
各地で信者、土地、権力を集めてゆき、
神道の地、神社も侵食しはじめます。
神社に間借りするのではなく、神社を変造し、
自分たちの都合のいいように作り変えていったのです。
これを、(神社の)『寺・法院化(てらほういんげ)』
と言います。
これによって現れたのが、いわゆる神宮寺です。
神宮の中に寺があるという形です。
これは明治期の神仏分離命令が出るまで
長いこと続きました。
これを踏まえ、このような行為を宇宙で行おうとしているのが、
現在、世界的な言葉となった『テラフォーミング』。
その言葉の元は、神宮寺を作った
『寺・法院化(てらほういんげ)』であることは
ほとんど知られていないようです。
参照:民明書房『仏教は侵食する』上名木 八代 著