松のような針葉樹が立っている、
雪の山に大きな飛行機が墜落しました。
わたしと兄? かだれかもそれに乗っていて、
死んだあと元の体か何かを、
その飛行機に乗っていた人々の魂と一緒に
見に行きました。
小腸が焼けたかなにかですごく臭い、と
誰かが言っていました。
それから場面はかつての家へ。
家の中で母がなにかやっていて、
わたし(たち?)が力いっぱい叫ぶと
なんとなくわたしのほうを見ます。
でもどんなに話そうとしても伝えられず。
何を言いたいの? のように訊かれて、
寝れば夢枕に立つと叫びました。
まだやりたいこともあるのに、
死んだせいで何もできなく、
誰に話しかけることもできなくて、
狂おしいほどのつらい時間を味わいました。
神様、どうかもう一度人生をやり直す機会を……!
泣きながら祈りますが、それでも
もう体はありませんし、
ほかの人間として生き返っても
自分のことはできません。
それでもひたすら祈っていたら目が覚めました。
もしかしたらあの時間から、やり直すチャンスを
もらったのかも知れないと思うのですが、
やったことといえば起き抜けにゲーム。
しょうがない人間です。
おきてふと思ったのは、
自分が自分でいられて自分のことをできるって、
すごいことなのかも知れないということ。
それにしても――怖い夢でした。