友達の家で、あたらしくラップトップのパソコンを買ったそうです。
新しいパソコンは新しいOS。
使い勝手を訊いてみたところ、
「すっごく使いにくいよ」とのこと。
どこらへんが使いにくいのかと訊いてみると、
ショートカットかなにかの、普段わたしたちが
便利に使っている機能がごっそり抜け落ちていて、
概念すら見当たらなくなっているようなことを言っていました。
わたしもOSは98から何個か使ってきていますが、
バージョンがあがるごとに、設定の位置やカテゴリわけが
変わってしまって見つけられなくなるのがなんとも不満でした。
たとえば、win2000でコントロールパネルの一番上にあった
『アプリケーションの追加と削除』は、
winXPだと『プログラムの追加と削除』で真ん中らへん
といった具合です。
こういった操作や概念がまったく異なって、
いつもどおりの感覚で次に移れないものは、すごく使いづらいです。
ようやくユーザビリティなどの考え方が一般に浸透しつつある現在にあって
わざわざ逆行するようなことをするというのが、大企業の傲慢を思わせます。
こういうのはなにかに似ているとふと思って考えたところ、
思い至ったのはスクウェアのファイナルファンタジーでした。
FFはとにかく奇をてらい、操作を前作とはがらりとかえてきます。
それが本当にめんどくさくて、プレイするのがすごく面倒になります。
一方のドラゴンクエストは、基本的には安定した操作です。
何をやればどうなるか、の予測と結果がわかるので
大変とっつきやすいです。
ドラクエが根強い人気を集めているのは、そういうところに
よるものも大きいのではないかと個人的には思います。
『なんとなく』で使えるものがもっと増えて欲しいものです。