原作:アルフレッド・ド・ミュッセ『杯と唇』・オーチャードホール・3F5‐35・4千円天井桟敷
台本:フェルディナンド・フォンターナ
作曲:ジャコモ・プッチーニ
『エドガール』『蝶々夫人』の指揮者 アンドレア・バッティストーニさん | オペラを楽しむ - 東京二期会
プッチーニの隠れた名作オペラ『エドガール』詳解|オペラを楽しむ - 東京二期会
4月24日(日)
何せ初聴きオペラでした・・
1幕、指揮者 アンドレア・バッティストーニを中心に、オケ力が素晴らしい、合唱も良く歌い込んだ感で・・第一印象は、交響曲的、合唱付き・・音楽と感じましたが、アリアが無いまま進む・・季節感、4月の花が咲き・・美しい合唱が・・
「主人公エドガールと恋人フィデーリアは仲睦まじいカップル。そこに登場するのがティグラーナという娘。ティグラーナはエドガールを我が物にしようと誘惑。ところが彼女はミサで挑発的な歌を歌い、村人の怒りを買い一触即発に。エドガールはティグラーナを庇い自分の家に火をつけ」
2幕から本来のオペラ的になって聴き応えあり、重唱も・
・樋口さん久しぶりに生聴きが・・高音も素敵、素晴らしい歌唱で、感動しました・・対する、ティグラーナ 成田伊美・・性格悪い・・歌唱から演技と、はまり役的で良かったです
フィデーリア 大山亜紀子・・天井桟敷で聴く、声が良く飛ぶ、美しい声質ですね・・
「ティグラーナとの愛欲生活にすっかり飽きてしまったエドガール。捨てた恋人フィデーリアへの思慕は募るばかり。そこに兵隊を引き連れ隊長となったフィデーリアの兄、フランクと偶然に再会。過去の過ちを謝罪するエドガールは、祖国のためにともに戦いたいと願い出る。」
3幕 1場
「エドガールは戦死し、まさに葬儀が執り行われようとしている(このシーンで歌われるレクイエムは」・・「ここで(エドガールが扮した)謎の修道士が登場。棺にすがり嘆くティグラーナ、修道士は快楽と虚栄に満ちた正体を暴いてやろうと」
少年合唱と・アリアが・素晴らしい旋律感で・・トスカへの創造性を感じた
3幕2場
最初は拒んでいたティグラーナも、結局は宝石の誘惑に負け「エドガールは金のために祖国を裏切った」と証言。そこでエドガールは修道士の衣裳を脱ぎ「エドガールは生きてここにいる」と叫ぶ。証言を信じた村人や兵士たちとも別れを告げフィデーリアとこの地を去ろうとするが、騙されたティグラーナは怒り心頭。怒った彼女はフィデーリアの胸を短剣で突き刺し
全体の感想は、指揮者と樋口さんの歌唱とオケ力が際立っていたと感じます。
エドガール 樋口達哉 /グァルティエーロ 清水宏樹 /フランク 杉浦隆大
フィデーリア 大山亜紀子/ ティグラーナ 成田伊美