街中の尺ヤマメ

市街地を流れる川
そんな川で悠然と泳ぐ尺ヤマメ
綺麗で、気持ちが良い川ではないがついつい通ってしまう・・

ライズ

2011-06-14 09:47:40 | 許せないゴミ
音も無く、背鰭と尾鰭が出た

6月の昼間13時の本流。やっと見つけたライズだった。良く見ていてもこの手のライズは見逃してしまう。たまたま。たまたま、視界に入った白い影。10センチ程のオイカワがライズした様にも見えた。その後どれくらいだろうか?約10分間程かな水面を見続けた。
やはり、オイカワではなかった、鰭だ。間違いなく、鰭だ。波紋も無い、音も無く、ただ静かに鰭だけが出た。

奥の流れがほぼ止まった場所でライズをしている。手前の流れは緩く見えるが浮かべたフライラインをズルズルと引っ張るにはじゅうぶんな、とても厄介な流れが存在する。
申し分ない。痺れるではないか。なんつう、渋いライズだ。
これなら彼も唸るだろう。米の国の川でガイドサービスをしていた凄腕の彼に狙ってもらおう。


30分に4、5回と、かなりなスロー・アプローチ。その後、しっかりとしたフックセットに見えたが・・。あえなくフックアウト。
彼にとっても珍しい失敗だっただろう。しかし釣れなかった言い訳なんかはしない。流石だ。
飾ったところで虚しくなるだけ。「釣り師」として言い訳は無用。
でもでも真昼の本流でこうしたライズに出会えたことにだけは川に魚に感謝。




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