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ちょっとブレイクタイム 読者さまからのご質問

2011年08月31日 | 日記
東京・大阪なんでも仙人セミナーのご質問を順番にご紹介していたのですが、
ちょっと休憩して、読者さまからの別のご質問を入れさせていただきます。

(読者さまからのご質問)

私は自営業(美容室)をしています。
以前にもいたのですが、最近長い付き合いのお客様で、
うちの商品の情報を携帯カメラで撮っていって、
あとはネットで安く買うというお客様がいました。
自由競争の社会ですのでしかたないのですが、
私はより深い情報をうちのお店を選んで戴いた方や、
購入してくれた方に付加価値サービスとして提供しています。
情報だけとられて寂しい思いがありました。

「本屋で欲しい情報を写メで撮って本は買わないのと同じようなもんじゃない?」
と言ってしまいました。
気を悪くさせないように理解して貰おうと話したつもりでしたが失敗してしまいました。
付き合いが長い人なのでわがままとは解りつつ…。

伝えた事に後悔はあまりないのですが結果は気分を害してしまった事に反省しています。
この苦しい気持ちはどう処理したらいいのでしょうか?善きアドバイスをお願いします。


「このご質問に対して、いかがですか?」

「そちならなんと答える?」

「そうですね、美容院の方が嫌だなぁと感じるお気持ちは分かります。
写メまで撮るのは、ちょっと失礼ですよね。
きっとこのお客様とは、縁の切れる時だったのかもしれませんね。

わたしの前に、もしこのような方が現れたら、わたしは、
『もしかしたら自分も誰かにこのようなことをしたことはないだろうか?』と考えます。

例えば、仲のいいお店があるのですが、たまたま他のお店にも同じ商品があって、
安くなってたから、そっちで買っちゃった・・・とか。

程度の差はあるかもしれませんが、自分もそういうことをしたことが
一度もなかっただろうか?と考えると、ゼロではない。

そう考えた時、『自分も、そんな時もあるよなぁ~』と、
相手に対しての腹立たしさが、少しおさまったりすることがあります。」

「ほうほう(笑)、よいアドバイスじゃのぅ。」

「この方は、お客様に言ってしまった自分を責めておられると思います。
落ち込む気持ちも分かります。こういう時は、どうやって考えたら、
気持ちが楽になりますか?」

「人は完璧ではない。失敗もするし、人を傷つけもする。
人は、本当は許されてもいいことが、いっぱいあるのだよ。

写メで撮った客も責めない。

言ってしまった自分も責めない。


長年のお客さんに対し、こういう言い方をして、相手の方はどう思っただろう?
という気持ちも起ころうが、

『自分は相手を信頼しているだろうか?』と、自分に問いかけてもらいたい。

未熟だと思う相手も、本当は光の存在であり、自分の中に光をもっているのじゃよ。

自分のお店の商品を写メに撮られ、他で買われたのが悔しいから言った・・・というのであれば、小我。

このようなことを他でもしてると、お互いの信頼関係を損なうよ。大切なことに気づいてね・・・
そう思って、相手のために祈ってあげたら、それは大我。

このお客も、いつか体験するのだよ。同じことを。
その時に、はじめて気づく。

「あぁ、このお店の方は、こういう気持ちだったんだろうなぁ。」と。
すぐではないかもしれぬがな。

ゆえ、お客の中にある光を信頼して、祈ってあげなさい。

『どちらも責めない』
『相手の中にある光を信頼する』


という課題が、この者に今きているのじゃよ。

これは従業員との関係についても、言えることかもしれぬな。」


セミナーのご質問について⑤

2011年08月28日 | セミナーでのご質問
(女性の方)
 最近は草食系男子など、男性が軟弱化しているように感じるのですが、
 これについてどうなんでしょうか?こんなんでいいのでしょうか?


「わたしが対話で問いかけをする時、
『一般的に、これってどうなんでしょうか?』と問いかけをすると、
必ず『具体的にどういうことで困っているのだね?』と問いかえされるんですね。

漠然とした問いかけや、抽象的な問いかけの場合、
自分でも考えられるレベルまで細分化して考える・・・

これが、わたしがずっと教わってきたことなんです。

ご質問いただいた『草食系男子』とは、
具体的にどなたか対象者がいらっしゃるんでしょうか?
お子さんとか?」

(ご質問者の方)
「いえ、子どもはまだ小さいので。これから子供を育てていく時に、
気をつけることとかあるかなぁと思いまして・・・。」

「そうですか。最近は草食系男子など、男性が軟弱化しているとのことですが、
きっと男らしい男性もたくさんいらっしゃると思うんですよ。

何が良くて何が悪いということは一慨には言えませんが、
自分の人生の中で、それが困ったと感じられた時に、
その問いが必要になるのかもしれませんね。」

(若干ご質問の内容や、会話の内容が違ってたら、ごめんなさい。
だいたいこんな感じだったと記憶しています。)



セミナーのご質問について④

2011年08月27日 | 個性心理學

セミナーの中で「調和」についてご説明するために、個性の紙芝居をしました。
個性について、特徴ある3分類の個性について、
月仙人・地球仙人・太陽仙人という登場人物でご紹介させていただきました。
これについてのご質問です。

(女性の方)
紙芝居の中に出てきた3分類の個性についてですが、
自分は二つの個性が当てはまっているように思うのですが、これってどうなんでしょうか?


「わたしたちの個性は、いろんな側面をもっています。
個性心理學でお伝えしますと、

本質・・・本当の自分
表面・・・人前で演じている自分(第一印象で見せる自分・人からこう見られたいと思う自分)
意思・・・何か決断する時や、購入する時、ひょこり出てきて耳元でささやく自分
希望・・・逃げ込みたい時や、60歳以降に出てくる自分


というように、いろんな自分が顔をのぞかせます。

二つの個性が当てはまっていたということでしたら、
本質・表面・意思・希望のどれかに、
その二つの個性をもっておられるのだろうと思います。

もしかしたら『わたしもこの個性とこの個性が当てはまっている』
と思われた方が、他にもおられるかもしれませんが、
『わたしはこのような特徴をもっているんだなぁ。』と、
自分を知るひとつのきっかけにしていただけたらと思います。」


       ~ちょっと補足~

本質・表面・意思・希望に相反する個性が入っていると、本人はすごく悩みます。
まわりの人も、『この人は、いったいどれが本当のこの人なの?』と悩みます。

『自分を受け入れ、許す』
『相手を理解し、許す』


ということにおいて、個性心理學の学びは大変効果が高く、おすすめです。

わたしは自分の個性を詳しく知った時、涙が出ました。
「あぁ、わたしは自分の個性の中で、もうすでに十分頑張って生きてたんだなぁ。」
と感じたからです。

わたしは個性心理學の講師・カウンセラーをしておりますが、
個性心理學を学ぶまでは、自分の中で許されていないことがいっぱいありました。

自分を許すって、難しいです。
どうやって自分を許していいのか、分からないんです。

本当は許されてもいいことなのに、「これではいけない」と
自分で自分を責めている人が、いっぱいいます。

自分の力の発揮しどころはどこなのか?
これを知ることが、とても大切なことだなぁと感じています。

個性心理學について詳しくお知りになりたい方は、こちらへどうぞ。
各地で個性心理學講座をされています。


セミナーのご質問について③

2011年08月25日 | セミナーでのご質問
(女性の方)
 人間関係のポジションについて、夫が「管理する・チェックマン」の位置にいて、
 自分(奥さま)が「ミスが多い・役立っていない・笑ってごまかす」という位置にいます。
 家族の中でこのような関係の場合、どうしたらいいでしょうか?
 ホ・オポノポノもやっているのですが、なかなか目の前の現実が変わらないんです。


「適度な距離をもつことでしょうね。

家族なので会わないわけにはいきませんが、
例えば、ご主人に伝える時は、直接伝えるのではなく、間に誰かをはさむとか、
家の中で、奥さんが自分一人になれる空間を作るとか。

一緒にいる時間が長いと、どうしても影響を受けてしまうので、
少し距離をもつことをおすすめします。

よかったら、ご夫婦のことで、自分はこんな工夫していますという方はおられますか?
もしおられましたら、お話しいただけるとありがたいのですが・・・。」

(別の女性の方)
「はい。夫を夫だと思ったらいけない。隣の家の人と思う。(会場笑)
そしたら、また違って見えてくる。適度な心の距離といいますか・・・。」

※ちょっと言い方が違っていたらごめんなさいね。こんな感じのことだったと思います。

「貴重なご意見をありがとうございました。」


       ~ちょっと補足~

会場でのコメントに、ちょっと補足をさせていただきます。

「管理する・チェックマン」と「ミスが多い・役だっていない・笑ってごまかす」という関係ですが、
このポジションにおられる方に多い課題があるんですね。

「管理する・チェックマン」タイプの人の課題
・ゆるむこと 
    
「ミスが多い・役だっていない・笑ってごまかす」タイプの人の課題
・心の声を伝える
・嫌なことは、嫌って言おうね


こんな感じです。

ご質問いただいた方は、ホ・オポノポノをされているということですので、
よかったら、このような言葉を付け加えてみられたらいかがでしょうか?

ご主人に対して、

「自分の心の声を伝えるという課題のために、目の前にその役割で現れてくれてありがとう。
 わたしも心の声を伝えて楽になるので、あなたも自分のことをゆるめて、楽になってね。
 愛しています。ありがとう。」

セミナーのご質問について②

2011年08月23日 | セミナーでのご質問
(女性の方からのご質問)

 ヒトラーとユダヤ人の関係のように、どうみてもひどい行為・許されない行為について、
 全体としてどういう意味があるのでしょうか?

 
「『神との対話』という本を読まれたことはありますでしょうか?

その中で、『ヒトラーは地獄におちたのでしょうか?』という著者の質問に対し、
『地獄におちていない』という答えがかえってきています。

以前この本を読んだ時に、わたしはびっくりしました。

ヒトラーという存在は、わたしたちの中にある『ほんの少しの悪意』の象徴的存在として、
この世に現れている・・・
そんなことが書かれていたと思います。

実はわたしが対話している声も、一度も人を責めたことがありません。

『そこから何を学んだか?』と質問されます。

もしよかったら、一度『神との対話』を読んでみてくださいね。」

ご質問に対し、わたしが会場でお伝えしたのは、こんな内容だったと思います。


~ちょっと補足~

わたしは正義感が強い方なので、以前は、
間違っているものが許せないということがよくありました。

凄惨な殺人事件をおこすような犯罪者に対して、

「このような方々は存在する意味があるのでしょうか?」

と、以前問いかけたことがあるんです。

そしたら、こんなことを言わました。

「その犯罪者も、わたしなのだよ。」と。

私に声を届けてくれている存在は、
ずっと「すべての魂はひとつ」と言い続けています。

「そんなはずはありません。あなたはとても慈愛と叡智にあふれ、
人を勇気づける言葉をかけ続けておられるじゃないですか?!」

とわたしは言い返しました。すると、

「魂の故郷のわたしはそうじゃよ。
しかし、三次元の世のわたしは、いろんなわたしがいる。
いろんな成長段階にいて、いろんな学びを経験している。
すべてわたしなのだ。だから許し続けている。」

そう言われたんです。そして、

「テレビを見て、犯罪を犯す者に対し、許せないと怒り、腹をたてるよりも、
そこから何を学んだか?これが大事。」

そんなことを言われていました。

では犯罪者は許されていいのでしょうか?
被害にあわれた方の無念はどうなるのでしょうか?
犯罪者は地獄におちないのでしょうか?

これについては、以前ブログでご紹介しています。

「過去世の記憶」、「宇宙のしくみ」
ご覧くださいませ。

正義感が強くて、「人を裁きたい」「間違っているものを正したい」と思っていたわたしは、
この対話により、ずいぶん体の余分な力が抜けたように思います。

この内容が真実かどうか?証明することはできないのですが、
考え方のひとつとして、心が軽くなるヒントになりましたら、
嬉しいです。

もし受け入れられないという方がおられましたら、ごめんなさい。
どうぞ聞き流してください。