日本代表

今日は、ついについについに、サッカー日本代表はイングランド代表と試合をします。私にとっては、留学もしていたし、もともとその国を好きだったので思い入れがあります。
イングランドにワールドカップの舞台で勝つのは夢です。
昔、まだ井原や柱谷がいる頃にウェンブリーでやった1-2の試合が懐かしいなあ・・・

しかし、今の日本代表には全くワクワクするものがありません。
今年に入り、中国戦0-0、セルビア戦0-3、韓国戦0-2。試合もただパスを回すだけ、あげくに取られて失点。

監督は辞めるような不用意な発言をしましたがありえないですね？
選手が光を無くしてしまっています。

ジーコは采配が、と言われましたが、ワールドカップ前年のインターコンチネンタルカップや直前のドイツ戦。俊介、ヒデ、小野、稲本を使ったり、ファンがワクワクするサッカーをやってました。
プロである以上、ファンに夢を見せることは重要です。

私は園児たちに先日、初めてのサッカーを教えました。その時に最初にやったこと、それはゴールに向かって、シュートの練習。
自分のシュートがゴールネットを揺らすって、嬉しいですよね？それを誉められるとさらに・・・
その後、すぐに試合をやりました。
みんな楽しそうでしたよ。
イギリスやスペインの子がやるサッカーの練習はまずシュート練習、その後、1vs1や2vs2でゴールに入れ合うのが多いそうです。
ゴールが見えたら、シュートする！それがサッカーの原点です。

日本はまず相手とパスしあいます。それからそのパスをカットする練習。最後にシュート練習。

イギリスやスペインでは、ゴールするために、どうするか？その中で、パスという選択肢が出てくるんです。

日本は子どもの頃から11人制のサッカーです。でも海外は少人数同士が主流です。ボールを触る時間を増やし、判断力をつけるためです。

また日本に多いトーナメント制は負けたチームにチャンスが無くなります。だから、負けないサッカーになります。
海外ではリーグ戦を多くし、負けてもチャンスがあるようにしています。

この職業になり、子どもの育て方を研究するといろいろ面白いことがわかります。

今の日本代表にはサッカーの原点を思い出してほしい！シュートして、ゴールを決めること！
その選択肢に初めてパスも出てくるんだから。

今から、日本代表に何がまできるか？
岡田監督には、是非、選手一人ひとりの活躍したところ、ゴールをした瞬間を全員にビデオで観せてほしい。みんなでそれぞれがこんなゴールを決めたんだと理解することが大切。
そして、オランダ、カメルーン、デンマークが今までに点を取られた映像をたくさん集めて観せてほしい。良いイメージを作ることって、すごく大切です。

サッカーは点取りゲーム。守っているだけでは、勝てません。
その気持ちが変わってるといいなあ。
今日の試合、0-1、0-2は観たくない。
負けてもいい！3-5で負けるようなサッカーをしてほしいです。日本は攻めてくるんだ、という気持ちを周りに植え付けてほしいです。それが出来たら、少しは変わるはず。

さあ、どうなることやら・・・