かけこみで、もう1冊。
夏はなんだか、○○の百冊、じゃないけれど、ある意味、読書しなくちゃ!みたいな気配もあって。
蝉の声に追われるように、読んでみました。
この本は、ほかの作品で引用されていて知ったときから、へー、面白そう、と思って、いずれ読んでみようと思っていたところ、近所の図書館でこれもみかけて、お!っと手にとって見たもの。
「柿本人麻呂」、日本人ならたぶんだれでも学校で習った . . . 本文を読む
ひさびさ、読書日記。
ずいぶん前に、たしかなにかのテレビ番組で、戦前の欧州で、「バロン」と呼ばれていた、けたはずれの財力の日本人がいた、というのをちら見した記憶があり、「ストックホルムの密使」で、主人公が「バロン」とあだ名されているのを読んだとき、そうだ、あの日本人はどんな人だったっけ・・・と気になっていました。
近所の図書館で、ダンディな俳優みたいな白黒写真が表紙になった、本書を見かけ . . . 本文を読む
先日の、8月6日の、広島の原爆の日。
それから、今日の8月15日の、終戦の日。
わずか10日間、でも長い10日間。
「ストックホルムの密使」(佐々木譲 新潮文庫)の、クライマックスは、昭和20年のこの10日間が、日付ごとにきざまれて、物語が、史実とリンクして進んでいく。
いつもなら、仕事やらなんやらに追われて、あっという間の10日間なのだが、今年は、この本を改めて読み返しながら、この . . . 本文を読む
日曜日に、在宅のときは、テレビ東京系列の「男子ごはん」を見ることが多い。
トークも面白いし、できあがりを食べる、海の見えるテラスの心地よさそうなこと。
ああいうところに住みたい。
なんて、思いながら、ケンタロウさんの、数々の料理を目で楽しむ、ブランチタイム。
初夏の頃、ちょうど番組で紹介されたのが、「箱田んぼ」。
発泡スチロールの箱に、セットでついてくる土を入れて水入れて、苗を . . . 本文を読む
今年は、あちこちの候補がつぎつぎと、諸般の事情で消えていき、なんと、まだまだ先、と考えていた、ドイツ個人旅行になってしまう見込みが。
先月、ドイツ人の書いた登山紀行なんぞ、読んだせいなのか?
ちょうど来日から100年だったような。
そういえば、昨年の夏に、四国を旅したときも、徳島の板東で、俘虜収容所跡地を見学したり。
第1次世界大戦で、敵味方になった日本とドイツ、その捕虜となったドイ . . . 本文を読む